Windows XP の『XP』は経験・体験を意味する「experience(エクスペリエンス)」の二文字から取ったものです。
要するに「Windows XP であなたも新しい『体験』を始めましょう」とマイクロソフト社が思いを込めて名付けたというわけです。
Windows 95、Windows 98 と続いていたので、2000年 に発売するなら Windows 2000 なのですが、こちらの名前はサーバー用の OS に使われていたために「Windows Me」となりました。
この「Me」は「millenium edition(ミレニアム・エディション)」を意味しており、2000年という区切りのいい発売を記念し「千年紀」の意味がある「millenium(ミレニアム)」を使ったようです。
その「Me」の次の「Windows」ということで、今度は数字や年号はやめて「XP」にした、といったところでしょう。
そうなると次の Windows 名を予想するという楽しみ方もあります。たぶん英単語二文字だろうとか、今度はまったく変えてくるとか...。
新OSの発売は2004年になるという話ですから、じっくり予想してみてはいかがでしょう。
追記(2012/1/29)
結果として Windows XP の次は2006年まで遅れ、名前は Windows Vista (ビスタ)となりました。
さすがに2003年の段階では予想不可能な名前でしたね。
それにしても Windows XP の長寿命は立派なものです。
「なにしろパソコン」では記事内に Amazon や 楽天 が販売する商品へのリンクや画像を掲載することがあり、そのアフィリエイトリンクを経由して商品の購入があったときに販売元から広告収入を得る場合があります。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。