周辺機器をパソコンとつなげるときには専用のソフトウエアが必要です。このソフトウエア(プログラム)のことを一般的に「ドライバー」といいます。
「ドライバー(driver)」とは「動かすもの(人)」という意味で、自動車を動かす人も、ネジを回す工具も、ゴルフでボールを飛ばす道具も、そして周辺機器を動かすソフトウエアも、みんな「ドライバー」です。
シンプルなマウスやキーボードなどは、ウインドウズがすでにシステムの一部として用意している「ドライバー」ですぐに使える場合もあります。
そんなときはパソコンに周辺機器を USB などで接続するだけで、自動的に最適な「ドライバー」を適用してくれます。
「ドライバー」がウインドウズに用意されていない場合、新しい周辺機器を購入するとパッケージに付属している CD-ROM などに、その周辺機器専門の「ドライバー」が用意されています。
その CD-ROM の指示に従って「ドライバー」をインストールすることで、パソコンは周辺機器を認識して動かすことができます。
ウインドウズをバージョンアップするときなど、いままで使えていた周辺機器が動かなくなる場合があります。
そういうときは「ドライバー」が古く、新しいウインドウズについての情報が不足しているため対応できないことがあるのです。
その周辺機器がそれほど古いものでなければ、周辺機器メーカーのホームページへ行くと「ダウンロード」あるいは「ドライバー」「ソフトウエア」といったタイトルのページがあり、そこに最新の「ドライバー」が紹介されています。
そこから最新の「ドライバー」を「ダウンロード」して、古いものと入れ替えれば問題なく動くようになる場合があります。
また、購入済みの周辺機器を別のパソコンにつなぐとき、付属の CD-ROM がないこともありますが、そんなときもほどんどの機器が「ダウンロード」で「ドライバー」を再入手することができます。
製品名と「ドライバー」というキーワードの組み合わせで検索すると高い確率で見つかります。
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