迷惑なツイートを連発する相手をブロックしたのに、ツイッター検索の結果からは除外できません。
ツイッターの大きな欠点であり、機能の改善が望まれます。
ツイッターの欠点で真っ先に挙げられるのが
ツイッターで検索をしたとき、自分がブロックした
相手のツイートも検出されてしまう
ことです。
今回のツイッター本の中でも、ブロックの方法、ブロックしても検索されてしまうこと、その対処法などは紹介しています。
【公式機能の使い方】
029 迷惑なユーザーをブロックしたい
【情報を収集して「いま」を知る】
035 様々な条件でツイートを検索したい
【なりすましデマへの対処法】
064 ブロックはどこまで有効?
【ツイートの削除その他】
070 迷惑なツイートを検索結果から除外したい
確かに検索オプションを使えばかなりの迷惑ツイートは除外できます。しかし、根本的な解決になっていません。
特にハッシュタグ検索で迷惑ツイートをブロックで除外できないのはハッシュタグの健全な普及を妨げているとさえ感じています。
ハッシュタグを使った交流の魅力は、フォローしていない相手でも、共通の話題についてツイートを交わせるところにあります。
その反面、人気の出てきたハッシュタグを付ければ、その話題に興味がなくても、営業目的や趣旨を無視した『スパム的なツイート』さえ多くの人に読ませることができることになります。
つまり、
人気のハッシュタグは、スパム行為をする人の
絶好のターゲットになってしまう
ということです。
ここでもし、ブロックした相手がツイッター検索で表示されなくなれば、ハッシュタグでスパム的なツイートをする人はスパム報告され、累積してアカウント停止になる可能性が高まります。
これにより、ハッシュタグの検索結果で不愉快なツイートを目にすることは少なくなり、やみくもにハッシュタグを付けてツイートをする行為の抑止力にもなります。
ところが現在は、ハッシュタグを検索するときに「マイナスオプション」を付けることで、スパム的なツイートを取り除くのが精一杯です。
しかし、この方法では新しく除外したいツイートが現れるたび、どんどんオプションを追加して検索ワードが長くなり、文字数的にも限界があるということです。
さらにマイナスオプション検索で自分からは見えなくなったとしても、ほかの利用者には見えたままであり、特にツイッター初心者や新しく、そのハッシュタグを使おうか迷っている人には
このハッシュタグ、荒れているなぁ。使うのやめようかな。
と感じさせてしまいます。
ある程度、ツイッターに慣れていればいいのですが、始めたばかりの人に検索のマイナスオプションの話をしても難しいでしょうし、伝えるすべもありません。
このハッシュタグの最大の欠点を改善するには
1.ブロックしたユーザーのツイートは検索で非表示にする
2.設定したキーワードを含むツイートを非表示にするフィルター
という2つの機能をツイッター本体に追加することが有効です。
クライアントソフトやアプリ、拡張機能には、フィルター機能を提供しているものもありますが、やはり本家のツイッター検索の機能に公式に導入してもらいたのです。
ここで書いたところでツイッター社の人に意見が届くわけでもありませんが、とにかくこのままだと人気のハッシュタグはスパムのたまり場となり、魅力のないものになってしまいます。
今後、さらにツイッターを快適なサービスにするためにも、ぜひ改善をお願いしたいものです。
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