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Excel の「ROW関数」で参照の「行番号」を返すとは

Excel の「ROW関数」で参照の「行番号」を返すとは、たとえば「B3」を参照セルとした数式「=ROW(B3)」では、「B3」の「行番号」の「3」が結果として表示されるので、それを「行番号を返す」と表現します。

たとえば「B3」に「5」という数値が入力されていても、「行番号」は「3」なので「=ROW(B3)」では「3」を返します。

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同様に「COLUMN関数」とは参照の「列番号」を返す関数で、たとえば「=COLUMN(B3)」と「B3」を参照セルとした数式では、今度は「B3」の「列番号」の「2」が結果として表示され(列番号を返され)ます。

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「行」と「列」、「ROW」と「COLUMN」については解説済みです。

横方向が「行(Row)」で縦方向が「列(Column)」です。

そんな「ROW関数」の書式は以下の通り。

ROW([参照]) (あるいは ROW([範囲]))

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結果として「参照の行番号を返す」ことができます。

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[参照]([範囲])は省略可能で、省略した場合、その「ROW関数」を入力しているセルの行番号を「ROW()」で返すことができます。

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たとえば表で「B3」セルを「1」、「B4」セルに「2」といった順位を連番表示したい場合、「B3」「B4」に「=ROW()-2」を入力すると「1」「2」が表示されるので、「B5」以降も同様に入力します。

wd241218-04.png

こうすれば途中の行を削除した場合も「B列」の順番は連番表示が維持されます。表の上に行を追加や削除をする場合も対応するには「=ROW()-2」よりも「=ROW()-ROW($B$2)」にするといいでしょう。

wd241218-05.png

※途中で「B2」を含む行が削除されないことを前提としています。

 

ちなみに 「ROW関数」の書式は、以前は

=ROW([参照])

でしたが、最近は

=ROW([範囲])

と表現されることが多くなっています。 これは「スピル機能」に対応して、配列表示で入力することが可能になったからでしょう。

wd241218-10.png

それでもまだ [参照] が表示されることも多いです。

wd241218-06.png

できれば統一して欲しいところです。

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