「Windows 11 バージョン 24H2」とは、2024年後半から Windows 11 を搭載したパソコンを対象に、条件に応じて順次配信されている大型の「更新プログラム」であり、適用により機能追加や向上ができます。
1年を「半期(Half)」で分け、「前半」を「H1」、「後半」を「H2」として、先頭に西暦の下二桁を組み合わせることで「2024年後半」に配信となったバージョンのことを
24H2
と表現しています。
Windows 10 の頃は年 2回のペースでしたが、2022年以降は年 1回の「H2」だけ実施されています。
そのため
Windows 11 2024 更新プログラム
と表記される場合もありますが、バージョンは「24H2」となります。
「Windows 11 2024 更新プログラム」の内容は以下のページでも紹介されており、以前の「2023」「2022」の内容も確認できます。
今回の「2024」は「Copilot+ PC 専用機能」と「Wi-Fi 7 サポート」が目玉となっていますが、それぞれ「Copilot+ PC」と「Wi-Fi 7」に対応した PC が必要であり、利用可能な対象となります。
それ以外にも「2024」では以下のような更新が紹介されています。
- システムトレイ&タスクバーの機能強化
- より合理化されたエクスプローラー
- PC のスマート電源管理
- QR コードによる Wi-Fiネットワークの結合と共有
- Wi-Fiネットワークアクセスのプライバシー制御の強化
- Microsoft Teams での簡単なアカウント管理と通知
- 「Sudo」による Windows のコマンドラインの効率アップ
- リモートデスクトップの強化された接続とアクセシビリティ
- その他の変更と機能強化
使用中の PC により使えない、あるいは使わない更新もあります。
「より合理化されたエクスプローラー」については利用者全員が使用する部分なので「パソコントラブルQ&A」で取り上げました。
画期的というほどではありませんが、あれば便利な機能です。
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