圧縮形式「7z」とは、2023年頃に Windows 11 OS に採用され、現在は圧縮/解凍が可能となったファイル圧縮形式で、一般的な ZIP形式よりも圧縮率が高く、より大容量のファイルを圧縮可能です。
2024年10月現在、最新の更新プログラムを適用済みの Windows 11 でファイルやフォルダーを右クリックして現れるメニューで「圧縮先」を選択した先の選択肢として
- ZIPファイル
- 7zファイル
- TARファイル
- 追加オプション
があり「7zファイル」を選択すると「7z」形式で圧縮を実行できます。
「7z」は日本語読みでは「セブンゼット」、圧縮ファイルの拡張子は「.7z」となります。
標準で「7z」ファイルにアイコンは用意されていないので味気ないデザインで表示されます。
「追加オプション」を選択すると「アーカイブの作成」画面が開き、「アーカイブの形式」で「7zip」を選択すれば「7z」で圧縮できます。
「7zip」は「7z」による圧縮/解凍が可能なオープンソースの名前であり、それが Windows 11 でも採用されているということです。
「7z」は様々な「圧縮方法」に対応していますが、標準の「LZMA」の改良版「LZMA2」を使えばいいでしょう。
「7z」は「ZIP」と比べて知名度がなく、広くは普及していないため、相手が「7z」のことを知らなかったり、解凍できる環境がない場合もあるため、今後も通常の圧縮には「ZIP」を使った方が無難でしょう。
それでも Windows 11 OS で標準のひとつになったこともあり、「7z」という圧縮形式があり、最新版の Windows 11 であれば解凍も圧縮もできることを知っておいて損はないでしょう。
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