「拡張機能がサポートされなくなる可能性」とは、従来、有効だった拡張機能でも、Chrome のプライバシーとセキュリティ強化のための新しい要件を満たしていないと無効となる場合があるということです。
2024年7月末に Chrome の「拡張機能」設定画面を開くと、Chrome に導入済みの拡張機能の中からいくつかが一覧表示されていました。
その一番上に
- これらの拡張機能はまもなくサポートされなくなる可能性があります。削除するか、Chrome ウェブストアにある同様の拡張機能に置き換えてください。
と表示されて驚きました。
これは、これまで公式の「Chromeウェブストア」経由で追加してきた拡張機能であっても、最新の要件を満たすよう更新されていない場合はサポートされなくなり、しばらくして使えなくなるということです。
いい機会なので「サポートされなくなる可能性」のある拡張機能から使っていない、なくても困らないものは削除しましょう。
一方で、無効となると困るものは「代わりの拡張機能を探す」を使って探します。
とはいえ現在、使用している拡張機能は、いくつもの中からその機能がいいから選んでいるはずなので、そう簡単に同等あるいはそれ以上のものが見つかるとは限らないので悩ましいところです。
最後の希望としては、この表示が出るようになったことで無効となる可能性があると一覧に表示された拡張機能の提供元が気付き、慌てて新しい要件を満たすように更新してくれることです。
なので本当に必要な拡張機能で代わりのものが見つからないのなら、とりあえず「今は残す」で対応するしかないでしょう。
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