Word や PowerPoint など Officeアプリでの「図形」は複数の点を線でつないだものであり、「頂点の編集」とは、各点を「頂点」として追加や削除、移動させることで「図形」を好みの形状にすることです。
「頂点の編集」は編集したい「図形」を右クリック、現れたメニューから「頂点の編集」を選択することで編集を開始できます。
「図形」を選択して追加される「図形の書式」タブで切り替わるリボンの「図形の挿入」グループ内にある「図形の編集」ボタンのメニューから「頂点の編集」を選択することも開始できます。
「頂点編集」を開始すると「頂点」とそれをつなぐ「線」が表示されます。
たとえば、ひとつの「頂点」を右クリック、メニューから「頂点の削除」を選択することで「削除」ができます。
削除後、どうなるかは予想しづらいです。気に入らなければ「元に戻す(Ctrl+Z)」でやり直せるので「とりあえずやってみる」でもいいでしょう。
「削除」を繰り返して不要な部分を取り除くことも可能です。
また「頂点」と「頂点」をつなぐ「線」の上を右クリック、メニューから「頂点を追加」を選択することで追加もできます。
これも、どこに「頂点」を追加すれば希望する編集ができるのか難しいので、何度か試行錯誤することになります。
なので、編集前の状態で複製して、いつでも編集前の状態に戻せるようにしておいたほうが安心して作業できるでしょう。
「頂点」をドラッグすると、「頂点」につながっている「線」が追随してきます。
こうして「頂点」の追加や削除、移動で「図形」の変形が可能です。
「線」をドラッグすることでも「頂点」が追加され、その「頂点」に「線」は追随します。
ただし、Officeアプリによる「頂点の編集」で「図形」を思い通りの形に編集するのは難しいです。
でも少し編集したい、たとえば今回のように「挿入した図形の一部を削除したい」くらいなら難しくないので試す価値はあるでしょう。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。