Excel の「テーブル」とは、作成した「表」を見栄えのするデザインにしたり、見出し行に「フィルターボタン」を追加したり、集計行を追加したりすることで「表」のデータ整理や分析をしやすくする機能です。
「テーブル」の作成は、まずは元となる「表」のセルを選択しておきます。
「挿入」タブのリボンで「テーブル」グループの「テーブル」ボタンをクリックします。
「テーブルの作成」画面が開き、選択していた「表」全体が自動で「データ範囲」として入力されています。
※自動入力されていない場合、「テーブルの作成」画面で変換する「表」の「データ範囲」をドラッグすることで指定できます。
もし「表」の先頭行が「見出し行」の場合は『先頭行をテーブルの見出しとして使用する』にチェックが入っており、それでよければ「OK」をクリックします。
これで先頭行が濃い背景色で、2行目が淡い背景色、3行目が白色、4行目が2行目と同じ背景色、5行目が白色... と交互に背景色が違う「縞模様」デザインが適用され、とても見やすい「テーブル」となります。
見出し行の「フィルターボタン」で並べ替えやデータの選択なども簡単にできます。
並び替えても「縞模様」デザインは維持されます。同様に行の追加や削除をおこなっても、自動的に「縞模様」デザインは保持されます。
「テーブル」設定の範囲内でセルを選択すると「テーブルデザイン」タブが現れ、選択するとリボンに切り替わり、各種設定ができます。
- プロパティ:テーブル名の変更、選択範囲のサイズ変更
- ツール:重複の削除、テーブル機能の解除、スライサーの挿入
- 外部のテーブルデータ:外部のデータを取り込む設定
- テーブルスタイルのオプション:縞模様の適用、フィルター設定
- テーブルスタイル:縞模様の配色変更、スタイルのクリア
スタイルのクリアは「テーブルスタイル」右下のボタンをクリック、現れたスタイル一覧の下にある「クリア」ボタンを押すだけです。
「テーブル」設定の解除は「ツール」の「範囲に変換」ボタンを選択、
以下のようなアラート画面が開きます。
『テーブルを標準の範囲に変換しますか?』
ここで「はい」ボタンをクリックすると「テーブル」設定は解除されます。
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