「Chromeページ」とは、Chromeアプリ内で使用される各種設定や確認ができるページのことで、先頭に chrome:// が付いた URL で呼び出せますが chrome://about で「URLリスト」ページが開きます。
(最終更新日:2023年11月21日)
たとえば Chrome の「設定」ページを開くとアドレス(URL)は
chrome://settings
となっており、つまり『先頭に chrome:// が付いた URL』というのは、そういうことです。
ほかの「設定」項目も先頭に chrome:// が付く URL を持っています。
- 設定: chrome://settings
- 履歴: chrome://history
- ダウンロード: chrome://downloads
- ブックマーク: chrome://bookmarks
- 拡張機能: chrome://extensions
- Chrome について: chrome://help
- Chrome の新機能: chrome://whats-new/
などなど...。
Chorme の実験的な機能を設定できる「Experiments」というページを
chrome://flags
で開いて新機能の有効/無効を切り替えたりもできます。
もちろん、これらの多くの URL を覚える必要はなく、以下の URLで一覧表示できます。
- Chrome URLs(List of Chrome URLs):
chrome://about
「List of Chrome URLs」つまり「Chrome ページの URLリスト」です。
この一覧表示は「リンク」になっており、クリックすれば該当ページを開くことができます。
そのため覚えなくても、入力し直さなくてもいいのです。
ただし、URL のアルファベット順の羅列なので、それぞれ何ができるのか、英単語から類推するしかありません。
個別に日本語名も付いていればいいのですが chrome://about は Chrome の「設定」メニュー項目にはなく「隠しページ」的なので必要最小限の情報しかありません。
あと chrome://about と chrome://chrome-urls は同じページ「Chrome URLs」が開きますが、「about」のほうが「chrome-urls」よりも短く簡単なので覚えやすく、入力もしやすいでしょう。
「Chromeページ」の URL はブックマークにも追加できるので「設定」の chrome://settings や「URLリスト」の chrome://about などをブックマークしておくのも便利です。
どこかにブックマークしておけば、アドレスバーに「chrome」と入力するだけで候補として chrome://settings や chrome://about が表示され、選択することで簡単に呼び出すことができます。
Microsoft Edge にも同様の「Edgeページ」があり、先頭に edge:// が付いた URL で呼び出せ、edge://about で「URLリスト」ページが開くなど、ほぼ「Chromeページ」と同じように使えます。
面白いのは Edge のアドレスバーに chrome://about を貼り付けて実行すると自動で edge://about に変換されてページが開きます。
逆に Chrome のアドレスバーに edge://about を入力しても変換されずに Google検索されてしまいます。
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