Microsoft Edge の「スリープタブ」とは、開いたままだけど設定した一定時間に操作がないタブをスリープ状態にして、CPU やメモリーの使用量を下げることで電力消費を最小限に抑える設定です。
「スリープタブ」機能でスリープ状態となったタブは、タブの名前が薄いグレイの「フェード表示」となるように設定できます。
スリープ状態にあるタブの上にマウスポインターを合わせると「推定節約量」が表示されます。
「スリープタブ」でスリープ状態にあるタブすべてによる推定メモリ節約量は「パフォーマンス」パネルで確認できます。
画面右上「設定(横三点)」アイコンをクリックして現れるメニューで「その他のツール」から「パフォーマンス」を選択すると
「パフォーマンス」パネルが表示され、「スリープタブ」のスリープによる節約量が確認できます。
「パフォーマンス」パネル右上の「横三点」アイコンをクリックして現れるメニューで「ツールバーの [パフォーマンスボタン] を表示/非表示」を選択することで設定を切り替えることができます。
さらに同じメニューから「パフォーマンス設定の管理」を選択すると「設定」画面の「システムとパフォーマンス」設定画面が表示されます。
「パフォーマンスの最適化」の各項目でさらに細かく設定ができます。
よく使うサイトなどは「これらのサイトをスリープ状態にしない」に「追加」しておけば、常にアクティブにできます。
Google Chrome の「設定」画面にも「パフォーマンス」項目があり、「メモリセーバー」のオン/オフ設定やスリープ状態にしないサイト(常にアクティブにするサイト)を設定できます。
ただし Chrome の「メモリセーバー」設定をオンにしても、節約量を表示する機能はないので、Edge のほうが細かく節約できそうです。
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