「クリックロック」とは『マウスの左ボタンをしばらく押したままにすると、ボタンを放しても押している状態が続く』設定で、ボタンを放したあとでもドラッグ操作ができ、最後にクリックで完了できます。
たとえばドラッグ操作が苦手、言い換えると左ボタンを押したままでマウスを動かすという操作が得意ではない人のための設定といえます。
逆にドラッグ操作をまったく苦にしない人は、この設定にすることでドラッグ操作がやりにくくなる場合があるので注意が必要です。
設定は「マウスのプロパティ」画面で行います。Windows 11 の場合、「設定」-「Bluetooth とデバイス」-「マウス」で設定画面を開きます。
設定画面の「マウスの追加設定」をクリックすると設定画面が開きます。
※「コントロールパネル」の「マウス」でも同じ画面が開きます。
「マウスのプロパティ」画面の「ボタン」タブに「クリックロック」の項目があり「クリックロックをオンにする」のチェックボックスにチェックを入れ「適用」か「OK」すれば機能がオンになります。
ボタンを押して「クリックロック」状態になる(認識される)までの時間は「設定...」ボタンで開く「クリックロックの設定」画面上のバーで「短く」から「長く」までの間で調整できます。
「長く」設定しておけば、1~2秒で簡単なドラッグ操作をする間は「クリックロック」がかからす、必要な時だけ数秒間、押したままにしてからボタンを放せば「クリックロック」を利用できます。
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