「コンボボックス」とは、キーボードなどで文字入力することも、入力候補のリストから選択することもできる入力ボックスのことです。ブラウザーの「アドレスバー」にある入力ボックスも該当します。
英語の「コンボ(combo)」には「組み合わせ」「ひと組にしたもの」といった意味があります。
つまり「コンボボックス」とは「文字入力」と「リスト選択入力」を組み合わせ、ひとつにしたボックスということでいいでしょう。
※ Chrome のアドレスバーは「オムニボックス」とも呼ばれています。
「コンボボックス」はブラウザーの「アドレスバー」以外にも Excel でも使われています。セルに入力する値を候補リストから選べるし、値を切り替えて使うこともできます。
Excel の「コンボボックス」は「フォームコントロール」と「ActiveX コントロール」の二種類があります。
ただし「フォームコントロール」による「コンボボックス」の場合、リスト選択しかできません。
一方の「ActiveX コントロール」による「コンボボックス」ならば、候補リストにない値でも文字入力ができます。
なので厳密にいえば「フォームコントロール」の「コンボボックス」は単なる「ドロップダウンリスト」としたほうが正しいかもしれません。
とはいえ、できあがったボックスの外見は「ActiveX コントロール」も「フォームコントロール」も同じで、基本的な使い道も同じです。
そのため「コンボボックス」という用語でひとくくりにしています。
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