パソコンで「元に戻す」とは、直前に実行した操作を取り消す操作で、基本的には画面を右クリックして現れるメニューから「元に戻す」を選択するか、ショートカットキー「Ctrl + Z」を使って操作します。
すべての操作を「元に戻す」ことはできませんが、パソコンでは Windows やアプリの多くの操作に対して「元に戻す」ことが可能です。
何かの操作をした直後に「やり直したい!」と思ったら試す価値は十分にあり、そのショートカットキーが「Ctrl + Z」なのです。
よくあるのが「削除」や「変更」「移動」してしまった後に、やはり取りやめにして元に戻したくなる場面です。たとえば
- 「Excel」で必要な行なのに「削除」してしまった
- 「Word」でフォントを「変更」したけど元のほうがよかった
- 「PowerPoint」で必要なスライドを「削除」してしまった
- 必要なファイルを「削除(ごみ箱に移動)」してしまった
こういった場合は、すかさず「Ctrl + Z」を使えばいいのです。
特に「Excel」「Word」などのアプリは何段階もの操作を一段階ずつ、たどるように「元に戻す」ことが可能です。
Office ソフトなら「クイック アクセス ツールバー」を使って一気に数段階前の操作に戻せる場合もあります。
ぜひ、使いこなしたい操作です。
それにしても英語で「元に戻す」は「Undo」なので、頭文字を使って「Ctrl + U」でもよさそうなものではあります。
でも、あえてここは「X」「C」「V」と同じ並びにあり、最も「Ctrl」キーと近いアルファベットキーである「Z」を使っているのです。
それは「切り取り(Ctrl + X)」「貼り付け(Ctrl + V)」との連動が多いからだと考えています。
たとえば以下のような「連続ワザ」もキーが近いので簡単です。
- [Ctrl] +「X」 切りとって
↓ - [Ctrl] +「V」 貼り付けて
↓ - [Ctrl] +「Z」 結果が気に入らないから元に戻す
キーボードで「U」は左手から遠く、右手を使わないといけないですから。
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