「プレビュー」とは、画像や書類のファイルを専用アプリで開いたり、印刷したりする前に、内容やレイアウトを画面に表示させる機能です。「フォルダー」画面にも「プレビューウインドウ」機能があります。
英語で「プレ(pre)」は名詞の頭に付いて「事前の」といった意味を持たせ「ビュー(view)」には「光景」「見ること」といった意味があります。
つまり「プレビュー」は「事前表示」といった意味合いになります。
ファイルの中身を縮小画像で表示する「サムネイル」も一種の「プレビュー」といえるでしょう。
ファイルを専用アプリで開くと、アプリ自体の起動にも、ファイルの読み込みにも時間がかかるので「サムネイル」も含め「プレビュー」できればファイルの中身だけをざっと素早く確認できて便利です。
また「印刷」でも、どう印刷されるか画面で事前に確認(プレビュー)できれば、希望と違う出力で用紙を無駄にすることもありません。
また Windows で「フォルダー」を開いた「エクスプローラー」画面の「表示」リボンで「ペイン」グループに「プレビューウインドウ」があります。
これを選択すると画面の右側が「プレビューウインドウ」に切り替わり、そこに選択した画像や書類ファイルの「プレビュー」を表示できるようになります。
何も選択していない状態では「プレビューを表示するファイルを選択します。」と表示されています。
この状態で、たとえば「フォルダー」内の画像ファイルを選択すると「プレビューウインドウ」にその画像の「プレビュー」が表示されます。
画像以外にもテキスト、Word、Excel、PDF といった各種ファイルをプレビューできます。以下の例は PDF です。
ファイルにより複数ページがあれば切り替えや拡大縮小ができる場合もあります。
一方、この「プレビューウインドウ」では動画や音楽ファイルなど「プレビュー」できないファイル形式もあります。
そんなときはアプリ「QuickLook」で「プレビュー」できないか確認してみましょう。
「スペース」キーを押すだけで素早くプレビューできるので便利です。
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