Chrome や Edge で「ウィンドウに名前を付ける」とは、使用中のウィンドウに名前を付ける機能のことで、複数のウィンドウを切り替えるときなど「名前」により識別や操作をしやすくできます。
「ウィンドウに名前を付ける」は Google Chrome、Microsoft Edge のバージョン 90 で新たに追加された機能です。
たとえば Chrome のウィンドウでは「タブバー」を右クリックして現れるメニューで「ウィンドウに名前を付ける...」を選択します。
すると「このウィンドウに名前を付ける」というダイアログボックスが開くので、希望の名前を入力して「OK」ボタンをクリックして完了です。
「設定」メニューの「その他のツール」からもたどれます。
「名前」の効用ですが、たとえば「タスクバー」で Chrome アイコン上にマウスポインターを合わせると、現在、開いているウィンドウがサムネイル表示され、そのときに「名前」が表示されます。
ほかにも「Alt+Tab」というキー操作で現在、Windows で開いている全ウィンドウが一覧表示されますが、Chrome のウィンドウは選択されているタブのページタイトルが表示されます。
このときに「ウィンドウに名前」を付けている Chrome のウィンドウには「ページタイトル」ではなく「名前」が表示されます。
これで、Chrome のウィンドウを見つけやすくなり、切り替えも容易になると期待されます。
さらには、選んだタブを右クリックして現れるメニューで「タブを別のウィンドウに移動」の選択肢に「新しいウィンドウ」か開いているほかの Chrome のウィンドウ一覧から選ぶことができます。
その一覧にも「ウィンドウに名前を付ける」で「名前」を付けている Chrome のウィンドウは、その「名前」で表示されています。
現在、Chromeで「ウィンドウの名前」を確認する方法は、最初に紹介した「ウィンドウに名前を付ける...」と同じ手順です。
開いた「このウィンドウに名前を付ける」というダイアログボックスで、すでに入力ボックスに「名前」がついているか、ついているなら、その「名前」が何か確認できます。
できれば、名前を付けた Chrome ウィンドウは、特に操作しなくても常時表示されるなど、もっと簡単に確認できるようにして欲しいです。
一方、Edge では「タブバー」を右クリックして現れるメニューで「名前とウィンドウ」を選択します。
結果は Chrome と同じ名前の「このウィンドウに名前を付ける」ダイアログボックスが開きます。
そして付けた名前は「垂直タブバー」にしたとき「タイトルバー」に表示されます。
できれば「名前」+「ページのタイトル」、つまり
用語解説 - なにしろパソコン・ドットコム
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。