「オープンソース」とは、ソフトウエアの元となるプログラムを記述したソースコードを公開して、利用や改良、再配布を許可したもので、その公開や開発を支援するためのサイトのひとつが「GitHub」です。
「ソース( source)」には「(情報の)発信元」という意味があり、ソフトウエアの元となるプログラム言語で書かれたコードが「ソースコード」です。
※ 味付けに使う「ソース(sauce)」とは違います。
この「ソースコード」を解析できれば、それによって完成したソフトウエア/アプリがどんな手順で、何をしようとしているのかが分かります。
そのため「ソースコード」を「公開」して共同でソフトウエアを検証や開発したり、一般に広めたりできるのが「オープンソース」なのです。
そんな「オープンソース」の「公開」はもちろん「修正」「変更」その「履歴」などの情報を共有管理できるサービスサイトのひとつが「GitHub」です。
「GitHub」には公開した「ソースコード」を複数の開発者が協力して改良を加え、ソフトウエアを仕上げていくプロジェクトがいくつもあり、膨大な量の「ソースコード」が公開されてプログラム開発に活用されています。
「オープンソース」は基本的に無償で利用できますが「フリーソフト」との違いは「素材+レシピ」と「完成品」といった感じです。「フリーソフト」の多くはソースコードを公開しておらず、改良や再配布もできません。
ただし、ソースコードを公開している「フリーソフト」もあり、画面キャプチャー専用ソフト「Greenshot」も「GitHub」でソースコードを公開しており、追加機能のプラグインなども一緒に公開しています。
Microsoft Edge のブラウザーとしての基本部分も「Chromium」という「オープンソース」が利用されています。
公開されている「Chromium」は Google Chrome をはじめ、多くのブラウザーが利用しています。
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