「OneDrive」とは、マイクロソフト提供の「オンラインストレージ」サービスで、データをインターネット上の記憶装置に保存できますが、その中の「個人用Vault」フォルダーでは、より強力に保護できます。
「OneDrive」と「オンラインストレージ(クラウドストレージ)」はすでに解説していますので、そちらも読んでみてください。
これらの解説を前提にして「個人用Vault」を紹介します。
「個人用Vault(ボールト)」の「vault」は「金庫室」という意味で「OneDrive」内で「金庫室」の役割があるフォルダーということです。
そして「個人用Vault」はズバリ金庫のアイコンで表示されています。
アイコンは一目瞭然なのに「個人用Vault」は日本人には意味不明です。
「個人用Vault」では以下のような方法によって重要なファイルや情報を通常の「OneDrive」での保存よりも強力に保護することができます。
- 2段階認証で保護(暗証番号と認証アプリによる 2段階など)
- 設定した時間(1分~10分)内に操作がない場合、自動的にロック
- 生体認証によるロック解除
ただし無料プラン「OneDrive Basic 5 GB」では「個人用Vault」は「3ファイル」までの制限があり、本当に重要なファイルに絞る必要があります。
有料の「Microsoft 365 Personal」プランでは無制限なので、フル活用したい場合は利用を検討するといいでしょう。
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