「Windows のライセンス認証」とは、パソコンで使っている Windows が正規のルートで使用権を取得したものだと証明することです。認証するには「デジタルライセンス」か「プロダクトキー」が必要です。
正規に Windows を使うにはパソコンごとに「ライセンス」が必要で、Windows を複数台にインストールしても、ひとつのライセンスで認証できるのは1台だけで、それにより不正コピーを防いでいるのです。
「Windows のライセンス認証」を確認するには Windows 10 であれば「設定」の「更新とセキュリティ」項目で「ライセンス認証」を選択すれば情報が表示されます。
きちんと認証できていれば
『Windows は、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています』
と表記されているはずです。
最初から Windows が搭載された市販のメーカー製パソコンは製造中に「Windows のライセンス認証」が済んでいるため、購入した利用者は特に「ライセンス認証」について気にする必要はありません。
逆にメーカー製パソコンの場合、その購入したパソコンのみで使える Windows のライセンスのため、もしパソコンが故障や廃棄となっても、別のパソコンに Windows のライセンスを転用することはできません。
一方、自作パソコンなどに個人で購入した Windows をインストールする場合、購入時に取得した「プロダクトキー」を入力すればどんなパソコンでも「Windows のライセンス認証」を行なうことができます。
いったん「プロダクトキー」で「Windows のライセンス認証」が完了すれば「デジタルライセンス」が Microsoftアカウントにリンクされて記録されます。
そのためパソコンが故障や廃棄となりって別のパソコンに乗り換える場合でも1台であれば再度「プロダクトキー」で「Windows のライセンス認証」は可能です。
乗り換えなくてもパソコンのマザーボードを交換するような場合も「ライセンス認証」が必要な場合があります。
もちろん「プロダクトキー」の情報を失くすと再度の「ライセンス認証」はできなくなるので、しっかり記録と保管をしておかないといけません。
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。