「デスクトップの表示」とは、デスクトップの上で開いている複数のウインドウを一発ですべて「最小化」して非表示にする操作のことで、ウインドウの下に隠れていたデスクトップやアイコンを表示できます。
▼ 「デスクトップの表示」を実行 ▼
「デスクトップ」と「最小化」は以前、用語解説しています。
さて、この「デスクトップの表示」機能は Windows 95 の頃から提供されており、「スタート」ボタンの右に表示できる「クイック起動」バーの「デスクトップの表示」ボタンをクリックすれば実行できました。
ところが Windows XP 以降、追加設定しないと「クイック起動」バーは表示されなくなりました。
さらに Windows 7 以降、現在の Windows 10 でも「クイック起動」バーを追加するには少し面倒な手順が必要になっています。
一方で「デスクトップの表示」を実行するショートカットキーは
「Windows」+「D」
であり、1回目の操作で「デスクトップの表示」ができ、2回目の操作で「最小化」されていたウインドウがすべて元の状態に戻ります。
さらに Windows 7 からは、デスクトップ画面の右下隅、タスクバーの右隅に「デスクトップの表示」ボタンが用意されており、クリックすると「デスクトップの表示」が実行されます。
さらに「デスクトップの表示」ボタンの上にマウスポインターを合わせると、合わせている間だけウインドウが透明化して、その下のデスクトップが透けて見える「デスクトップのプレビュー」操作ができます。
「デスクトップのプレビュー」操作ができない場合は「デスクトップの表示」ボタンを右クリックして現れるメニューから「デスクトップのプレビュー」を選択することで操作が可能になります。
Windows 10 では「デスクトップのプレビュー」のショートカットキーは
「Windows」+「,(カンマ)」
であり、これらのキーを放すとプレビューが終了します。
ただし「,」キーを放しても「Windowsロゴ」キーを押し続けていれば「デスクトップのプレビュー」状態が続きます。
ほかにも私が知らない、見つけられないだけのものがあるかもしれません。そのため見つけたらその都度、紹介させていただきます。
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