「ネックスピーカー」とは、「U」字型の本体を首にかけ、左右に分かれたスピーカーで耳の下から上に向けて音を鳴らし、耳のそばで耳をふさがなくても安定して音を聴くことができるスピーカーです。
様々なメーカーから発売されています。値段も機能によって数千円から数万円まで様々です。
身に付けられることから「ウェアラブルスピーカー」と呼ばれることもあります。「ウェアラブル端末」の一種ということですね。
多くは近距離無線通信規格 Bluetooth で音楽を再生する機器とワイヤレスで接続して、内蔵の充電池を電源に長時間、首にかけたまま音楽などを楽しむことができます。
重さは 100~300g 前後ですが、軽い製品だと 100gを切っており、首から下げることでさらに軽く感じます。
使っているうちに装着しているのを忘れてしまうほどで、場所を移動しながらでも気軽に利用できます。
イヤホンやヘッドホンの耳をふさいだ状態で音を鳴らすのが苦手だという人でも使いやすく、外部の音も聴こえるので安心できます。
耳の近くで鳴らすので音量は控えめでもしっかり聴くことができます。
そのため家族に迷惑かけたくない、年齢とともにテレビの音が聞こえづらい、台所などで作業をしながらテレビや音楽を聴きたい、といった方にも便利です。
無線でつながったスマホなどは操作して音量調節や曲の再生停止もできます。
一方で「ネックスピーカー」から漏れる音は普通のスピーカーよりは小さいですが、イヤホンやヘッドホンとくらべると音漏れはあります。また小型なので低音の再生は弱く、迫力は足りないかもしれません。
そういった特徴はありますが、たとえば「テレワーク中にも BGM があったほうがはかどる」という方にはおススメです。
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