多くのアプリで「Tab」キーには押すと選択項目を次に移動する機能が割り当てられていますが、行き過ぎたときなどは「Shift」キーを押しながら「Tab」キーを押すことで逆に移動できる場合が多いです。
「Tab」キーをよく使う場面としては
- ブラウザーで複数の入力項目があるフォームで「次の項目」に入力したいとき
があり、マウスでクリックして選択するよりも「Tab」キーで移動するほうがキーボードだけで作業できるので便利です。
そして、ひとつ前の項目を修正や入力し直したいときには
- 「Shift」キーを押しながら「Tab」キーを押す
ことで選択項目を「ひとつ前」に移動する(戻す)ことができます。
ほかにも Windows のデスクトップで「Alt」キーを押しながら「Tab」キーを押すと、現在、開いているウインドウが一覧表示され、「Alt」キーを押したまま「Tab」キーを押すと選択が次に切り替わります。
このときも「Alt」キーを押したままで「Shift」キーを追加で押し、その状態で「Tab」キーを押すと選択が前の選択に戻ります。
このように
- 「Tab」キーを使った操作で「行き過ぎた」場合は「Shift」キーを押しながら実行することで「引き返せる」場合が多い
ことを覚えておきましょう。
ほかにもエクセルの操作では「Tab」キーで右のセルに移動しますが、
- 「Shift」キーを押しながらの「Tab」キーで左のセルに移動
します。
「Tab」キー以外でも「Shift」キーで逆方向に移動する操作はあって、たとえば
- IME で日本語変換中に「スペース」キーを押すと下の候補が選択され、「Shift」キーを押しながらでは上の候補に移動
させることができます。
もちろんアプリによっては当てはまらないこともありますが、多くの場合、そういう逆方向に進む役を「Shift」キーに持たせていることが多いので「行き過ぎた」操作のときは試してみましょう。
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