Google 検索のトップページに「I'm Feeling Lucky」というボタンがありますが、検索キーワードを入力したあと押すと検索結果の表示をせずに順位トップのページが「運がよければ」開くといった機能です。
たとえば「トヨタ」とか「YouTube」など有名なキーワードでの検索は順位トップのページは公式サイトで「ほぼ確実」なので、公式サイトなどを開きたいとき、検索結果は表示せずに直接、開くので便利です。
とはいえ、そこまで確実ではないキーワードで「I'm Feeling Lucky」ボタンを使うと希望と違うページが開く可能性もあるし、見たくないページが開いてしまう「アンラッキー」な場合もあるわけです。
さらに何が開くか不確実なキーワードの場合、「I'm Feeling Lucky」ボタンを押しても一発でページは開かず、通常の検索結果ページが表示される場合もあり、まさに「運を Google に任せる」感じです。
- 「なにしろパソコン」で「I'm Feeling Lucky」
→ 「なにしろパソコン.com」が開く
- 「なにしろ」だけで「I'm Feeling Lucky」
→ 「なにしろ」での検索結果ページが開く
ちなみに、キーワードを入力しないで「I'm Feeling Lucky」ボタンを押すと「Doodle」のページが開きます。
- 「Doodle」とは記念日、祝日を表現したGoogleロゴ
- Doodle(https://www.google.com/doodles/)
また、Google 検索のトップページ以外でもブラウザーの持つ「検索バー」などで「I'm Feeling Lucky」機能を使える場合がありますが、最近になって「リダイレクトの警告」のページが開くようになりました。
※「リダイレクト」は「別のページへの転送」といった意味。
たとえば Google 検索のトップページ以外で「I'm Feeling Lucky」を使って「トヨタ」というキーワードで検索すると
『リダイレクトの警告
表示中のページから http://toyota.jp/index.html に
リダイレクトしようとしています。
このページにリダイレクトしないようにする場合は、
前のページに戻ってください。』
というページが表示されます。
この設定なら、もし問題のあるページが開く候補となっていても、警告のページが先に表示されることで問題の発生は避けることができます。
一方で「リダイレクトの警告」ページが表示され、クリックしないと次に進めないのなら、普通に検索結果を表示して検索順位トップをクリックしてもステップ的には変わらなくなってしまいました。
実は「なにしろパソコン.com」トップページの「らくらく検索」では、いままでキーワードを入力してすぐに「Enter」キーを押すと Google 検索の「I'm feeling lucky」機能が使える設定にしていました。
しかし今回、「リダイレクトの警告」が表示されないように、普通に Google検索の結果が表示されるように設定を変更しました。
ご愛用だった方には申し訳ありませんが、ご了承ください。その代わりに「I'm feeling lucky」機能のために
- 「Enter」キーの連続二度押し
- 「Alt」+「L」というショートカットキー
を用意しています。
ちなみに「リダイレクトの警告」ページが開いても、表示されたアドレスで大丈夫と判断したらリンクをクリックするほかにも
「Tab」キーを押したあと「Enter」キーを押す
という比較的簡単な手順でもリダイレクトできます。
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