「ハンズフリー」とは、両手が自由に使える状態のことですが、特に従来は手で持ったり、操作するのが一般的な道具や機器を手を使わず、それ以外の手段で扱えるようにした、という意味にも使われています。
英語では「handsfree」となり「両手(hands)」と「自由(free)」をつなげた言葉です。
「ハンズフリー」で検索して多く見つかるのが「ハンズフリー通話」で、ヘッドセットやスピーカー、マイクを使って電話機や受話器を手に持たないでも通話ができる機能を意味します。
一方で Windows 10 用の「Amazon Alexa」アプリの「ハンズフリー」機能とは、音声アシスタント機能を「開始」ボタンをクリックしたり、キーボードでショートカットキー操作したりせず、声による呼びかけ(ウェイクワード)だけで開始できる設定のことです。
これによって「Amazon Alexa」アプリをインストールして、起動しておいたパソコンが「スマートスピーカー」のように音声だけで操作ができるマシンへと進化していく可能性もあります。
ただし、音声だけであらゆるパソコン操作ができるのはセキュリティ上の問題もあるので、どこまで「ハンズフリー」操作を許可するかはしっかり検討する必要がありそうです。
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