「ユーザーアカウント制御」とは、Windows でアプリのインストールや起動によりシステムへ変更が加えられる前にユーザーへ通知して、実行の許可を確認し、不正/不要な変更を防ぐセキュリティ機能です。
「ユーザーアカウント制御」の通知には「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示され、アプリ名や発行元の情報を確認して問題なければ「はい」ボタンを選択します。
※英語では「User Account Control (UAC)」と表記されます。
「ユーザーアカウント制御」は『既定』の設定では、通知画面が開く前に デスクトップが『暗転』します。
「はい」か「いいえ」を決めるまで暗転は続き、その間はほかの作業を実行できなくなっています。
その状態でアプリ名や発行元の情報を確認した上で、
- 使い慣れたアプリ、いまから使いたいアプリなら「はい」
- 突然、表示されたり、知らない、怪しげなアプリなら「いいえ」
を選び、「はい」なら実行され、「いいえ」なら実行されず終了します。
これによりウイルスや問題を起こす可能性のあるプログラムが知らぬ間にインストールや実行されようとしても、その前に「ユーザーアカウント制御」が通知して許可を求めてくるので感染やトラブルを防止できます。
問題ないアプリでも起動するたびに「ユーザーアカウント制御」画面が表示されると面倒に感じたり、不安になったりもしますが、実績と安全性を信頼できるアプリなら「はい(許可します)」で進んで大丈夫です。
逆に、すべての場合で「ユーザーアカウント制御」画面を表示しない設定にすることも可能ですが、セキュリティのレベルが低下するので推奨できません。
やはり『既定(上から2番目)』の設定である
- アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する
設定のまま、お使いになることをお勧めします。
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