「Excel97-2003ブック(*.xls)」とは、Microsoft Excel(エクセル)でファイルを保存するときの種類(形式)のひとつ。ファイル名に付く「拡張子」は「xls」で、Excel2003 以前のエクセルでは標準でした。
Excel2007 から新たに「拡張子」が「xlsx」となるファイルの種類「Excel ブック(*.xlsx)」が保存時の標準となっています。
その後、10年以上が経過し、すっかり定着したといっていいでしょう。
ちなみに「拡張子」はファイル名の末尾にピリオド(.)で区切って付けられ、ファイルの種類を示す1~4文字の英数文字列のことです。
Excel2007 以降、最新となる Excel2019 でも「Excel97-2003ブック(*.xls)」で保存されたファイルを開くことはできますし、編集後に同じ種類(*.xls)のまま「上書き保存」することもできます。
ただし、編集で Excel2007 より後に追加された機能を使ったときは「Excel ブック(*.xlsx)」でファイルを保存しないと、追加機能の情報は失われてしまう可能性が高くなります。
そのため、さすがに 2019年となった現在では「Excel97-2003ブック(*.xls)」で保存するメリットはほとんどないため「Excel ブック(*.xlsx)」の形式で保存したほうがいいでしょう。
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