「Adobe Acrobat Pro DC」とは、「PDF(ピーディーエフ)」という形式の文書ファイルの閲覧、編集、結合、分割、他の形式への変換、文書の保護など、PDF を最大限に活用するためのアプリです。
そもそも「PDF」とは「アドビシステムズ(Adobe Systems)」というソフト会社が開発した文書ファイル形式です。
その「PDF」形式のファイルを誰でも開いて読めるように同社が無償で配布しているアプリが「Acrobat Reader DC」です。
ただしこの「Acrobat Reader DC」にできるのは PDF の閲覧と印刷、注釈の追加までです。
そのため PDF の作成、編集、結合、分割、保護など総合的にできるのがアドビ社の有償アプリ「Adobe Acrobat Pro DC」です。
アドビ社の公式サイトには「Adobe Acrobat Pro DC」の料金プランが紹介されており、現在は年間契約をした場合で月額 1,580円です。
一般の利用者には「Adobe Acrobat Pro DC」が必要な場面は多くないので、主に契約しているのは頻繁に PDF での資料作成や編集が必要な企業などであり、実際に使っているのはその従業員ということになります。
もしも一時的に PDF の結合や分割などがしたい場面があっても、とりあえずはフリーソフトなどで対応しておけばいいでしょう。
ちなみに「DC」は「Document Cloud(ドキュメント クラウド)」の略で、アドビ社がネット上に用意した「PDF」形式の文書(ドキュメント)ファイルの作成や保存、共有などができる環境の名前です。
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