エクセルの「アウトライン」とは、シートで選択した複数あるいは単独の行、あるいは列を「グループ」として設定(グループ化)して、表示/非表示を切り替えたりできる機能です。
例えば、以下のような四半期ごとの売上をまとめた表があるとします。
設定手順は、グループ化したい列(たとえば C、D、E、F)を選択して
「データ」タブの「アウトライン」関連のボタン「グループ化」を選択します。
※ 「グループ化」のあと「グループ解除」ボタンを押せば解除できます。
すると選択した列がグループ化され、上部にそのことを示すラインと「-」が表示されます。
この「-」をクリックすると
グループ化された「2017年」の列(C、D、E、F)がたたまれます(非表示になる)。
「+」をクリックすると展開され、元の表示に戻ります。
このように、エクセルの表で情報量が多いとき、あまり使わないデータや通常は見えなくしたいデータの行や列を「グループ化」して非表示にすれば重要なデータだけ見せることも可能です。
同じ階層に並列して複数の「グループ」を設定することできます。
左の「1」をクリックすると、同じ階層のグループが非表示になります。
このように同じ階層の「グループ」ならまとめて非表示/表示できます。
さらに複数の「グループ」を一階層上で「グループ化」することもできます。
一番上の階層「1」で「グループ」をたたむと以下のようになります。
このように「アウトライン」機能をうまく使えば表をスッキリと見せることができます。
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