エクセル(Excel)の「アウトライン」機能とは

エクセルの「アウトライン」とは、シートで選択した複数あるいは単独の行、あるいは列を「グループ」として設定(グループ化)して、表示/非表示を切り替えたりできる機能です。

例えば、以下のような四半期ごとの売上をまとめた表があるとします。

 

設定手順は、グループ化したい列(たとえば C、D、E、F)を選択して

 

「データ」タブの「アウトライン」関連のボタン「グループ化」を選択します。

※ 「グループ化」のあと「グループ解除」ボタンを押せば解除できます。

 

すると選択した列がグループ化され、上部にそのことを示すラインと「-」が表示されます。

 

この「-」をクリックすると

 

グループ化された「2017年」の列(C、D、E、F)がたたまれます(非表示になる)。

「+」をクリックすると展開され、元の表示に戻ります。

 

このように、エクセルの表で情報量が多いとき、あまり使わないデータや通常は見えなくしたいデータの行や列を「グループ化」して非表示にすれば重要なデータだけ見せることも可能です。

 

同じ階層に並列して複数の「グループ」を設定することできます。

 

左の「1」をクリックすると、同じ階層のグループが非表示になります。

このように同じ階層の「グループ」ならまとめて非表示/表示できます。

 

さらに複数の「グループ」を一階層上で「グループ化」することもできます。

 

一番上の階層「1」で「グループ」をたたむと以下のようになります。

このように「アウトライン」機能をうまく使えば表をスッキリと見せることができます。

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコン用語解説」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「エクセル(Excel)」の用語解説

 

同じカテゴリー「エクセル(Excel)」のQ&A

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

五十音順」インデックス

別サイトで「パソコン用語集」も公開しています。

過去の用語解説 (762 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコン用語解説」では厳密さよりも、分かりやすさ、覚えやすさを優先しています。そのため強引なたとえを使ったり、編集長独自の見解も交えておりますのでご了承ください。解説の中でパソコンの設定や操作法を紹介していますが、お使いのバージョンなど環境によって違う場合があります。

また、本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。