「Microsoft IME の予測入力」とは、マイクロソフト社が開発した文字入力&変換ソフト(Microsoft IME)の機能で、文字入力の途中で変換する前に予測候補を表示して選択入力を可能にしたものです。
「予測入力」によって、単語の前半をひらがな入力するだけで、最後まで入力しないでも後半を予測した候補が表示され、より少ない操作で文字入力が可能になるなど、入力作業の効率化が期待できます。
例えば「東京ドーム」と入力したいときに「とうきょう」と入力した段階で予測入力の候補に「東京ドーム」が表示されたとします。
すると「どーむ」を入力するまでもなく「東京ドーム」を選択して入力ができます。
候補から選ぶのは矢印キー「↓」あるいは「Tab」キーでできます。
この「予測入力」には入力履歴を使用する設定があり、例えば過去に「東京タワー」と入力変換したことがあれば、そのあと「とうきょう」による予測入力の候補には「東京タワー」が上位に表示されるのです。
さらに「予測入力」には「クラウド候補」が利用できます。
すると標準の辞書には含まれない人名や時事用語なども表示されるようになり、最新の話題について文字入力するときに役立つ場合があります。
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