「無変換」キーとは、通常、パソコンのキーボードで一番下の列中央にある「スペース」キーの左にあるキーで、押すと「IME」で変換中の日本語を「ひらがな」や「カタカナ」に変換し直すことができます。
具体的には、日本語入力中に「IME」の入力モードが「ひらがな(「あ」の表示)」になっているとき、
変換前の「ひらがな」の状態で「無変換」キーを1回押すと「カタカナ」に、2回目で「半角カタカナ」に変換され、3回目で「ひらがな」に戻ります。
もちろん「スペース」キーを押して日本語変換をするとカタカナでの表記が一般的な文字列なら、最初の変換でカタカナが候補になるので「無変換」キーを使わなくても一発で「カタカナ」に変換できます。
それでも、たとえば「こーひー」を頻繁に「珈琲」と変換していると「スペース」キーによる変換では最初に「珈琲」になってしまいます。
そんなときも「無変換」キーを押せば確実に「コーヒー」にできます。
一方、日本語入力をする前に「無変換」キーを押すと「IME」の「入力モード」を「ひらがな」→「カタカナ」→「半角カタカナ」→「ひらがな」の順で切り替わります。
しかしカタカナだけで長文を入力することもまれだし、「特殊文字」に属する「半角カタカナ」は使われることが少ないので、わざわざ「入力モード」を「ひらがな」から切り替える機会は少ないでしょう。
逆に重要なポイントとして
- 気付かずに「無変換」キーを押して「入力モード」が「カタカナ」や「半角カタカナ」に切り替わってしまうことがある
- 「入力モード」が「カタカナ」や「半角カタカナ」になってしまったら「無変換」キーで「ひらがな」に戻せる
ことを覚えておきましょう。
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