「Esc(エスケイプ)」キーとは、パソコンのキーボードで「Esc」と印字されているキーで、現在、実行中の作業を取り消したり、途中で終了させるなど、処理をキャンセルしたいときに押して使います。
たとえばファイルを「名前を付けて保存」しようと画面(ダイアログボックス)が開いたとき「Esc」キーを押すと「キャンセル」ボタンを選択したのと同じ操作となり、保存されずに画面が閉じます。
同じく表示された「スタートメニュー」や「プルダウンメニュー」も「Esc」キーで閉じますし、日本語入力で変換中に候補一覧メニューが現れたときも「Esc」キーで変換をキャンセルできます。
ほかにもファイルやフォルダなどをマウスの左ボタンを押して選択の状態で、
パソコン画面上を移動させる(ドラッグ)操作をして
「ドロップ」する前に
「Esc」キーを押すと、
移動が途中で取り消されて元の場所に戻ります。
さらにドラッグ操作で選択した図形の位置を移動させたり、サイズや形状を編集中でも「Esc」キーを押すことで元に戻すことができます。
ただし移動後や編集完了後は「Esc」キーでは元に戻せません。
そんな「Esc」は「逃亡・脱出すること」を意味する英単語「Escape(エスケイプ)」の先頭の 3文字ですが、
Escape
「Esc」と印字されたキーの読み方は「イ―エスシー」ではなく「エスケイプ」です。
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