「Enter(エンター)」キーとは、パソコンのキーボードで「Enter」と印字されているキーで、変換中の文字を確定するときや、選択している項目を決定するときなどに押して使います。
使用するアプリによっても違いますが、文章の入力で文字変換を確定した後に「Enter」キーを押すと「改行」や「段落分け」となったり、メッセージ送信アプリなら「送信(投稿)」となったりします。
ほかにもパソコンの対象物が選択された(フォーカスされた)状態で「Enter」キーを押すと、マウスの「クリック」と同じ役割で「実行」することができる場合があります。
たとえば「保存」ボタンがフォーカスされた(ボタンが青い枠で囲まれている)状態で「Einter」キーを押すと「保存」が実行されます。
通常、「Enter」キーはキーボードのアルファベット キーの右に配置され、キー入力のホームポジションを保ったままでも右小指で押せる位置にあります。
もちろん、どの指で押しても構いません。
また、キーボードの右に数字入力で使う「テンキー」があれば、その右下にも「Enter」キーがあり、数字入力後の確定操作で使われます。
「Enter」キーは単体で使われることが多いですが、アプリによってはほかのキーと組み合わせて使うこともあります。
「フェイスブック(Facebook)」のコメントやメッセージ入力では
- Enter : 送信(投稿)
- Shift + Enter : 改行
「ワード(Word)」の文章入力では
- Enter : 段落分け
- Shift + Enter : 改行
「エクセル(Excel)」のセル内では
- Enter : セルの内容を確定後、ひとつ下のセルに選択を移動
- Shift + Enter : 同じく確定後、ひとつ上のセルに選択を移動
- Alt + Enter : セル内での改行
といった具合です。
ほかにもデスクトップやエクスプローラーでファイルやフォルダーのアイコンなどを選択した状態で、「Alt」キーを押しながら「Enter」キーを押すと「プロパティ」を開くことができます。
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