その名の通り、複数の機能を併せ持ったマシンが「複合機」であり、「プリンター複合機」とは、プリンターに加え、スキャナーとコピー機能を持ったものが主流で、FAX 機能を搭載したものもあります。
「プリンター複合機」は一般的に、マシン本体上部に上へ持ちあげて扉のように開くフタがあり、その下に画像データ読み取るガラス面のスキャナー台があります。
「フタ」を開けると...。
スキャナー台の上に原稿をかぶせるように置きます。
セットされた原稿は
- スキャナーでデジタルデータとして読み込まれ、
- 画像ファイルとしてパソコンに保存されたり、
- 画像ファイルをプリントすればコピー機になる
というわけです。
家庭向けではインクジェットプリンターを基本にスキャナーとコピーができる「プリンター複合機」が各メーカーの主力商品となっており、値段もこなれてきて、プリンター単体との価格差は縮んでいます。
売り場でもプリンター複合機のほうがラインナップが豊富で、店員さんも複合機をメインに勧めてくるはずです。
もちろん、基本的には「プリンター複合機」にはスキャナ台があるため、本体はどうしても平均的な紙のサイズ A4 よりも大きくなります。そのため単体よりも大きくて重いことが多いのですが、着実に小型化も進んでいます。
差は縮まったとはいえ、スキャナーやコピーは使わない人にとって「プリンター専用機」のほうが扱いやすい場合もあります。
あとは「買う人の使い方、そして在庫次第」ということになります。
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