Windows 11 の「ウィジェットボード」に使える機能はありますか?
「Note Sidebar」ウィジェットを追加すればメモを表示できます。
Windows 11 の初期設定では「タスクバー」の左端に「ウィジェット」ボタンが表示され、
ボタンの上にマウスポインターを合わせると自動で「ウィジェットボード」がポップアップ表示されるようになっています。
実態は分かりませんが「ウィジェットボード」を積極的に活用している利用者は少ないと感じており、私もたまにしか使っていません。
そんな中、今回、追加可能な「ウィジェット」の中にテキストを単純に入力、保存、表示できる無料のウィジェット「Note Sidebar」を見つけ、試しにインストールしたところ、使えそうなので取り上げました。
インストールの手順は開いた「ウィジェットボード」で「ウィジェット追加ボタン(+)」をクリックすることで、
追加可能な「ウィジェット」が一覧表示されます。
その中に「Note Sidebar」がなければ一覧表示の一番下にある「その他のウェジェットを検索する」をクリックします。
開いた「Microsoft Store」の「Find your next widget」画面の中から「「その他のウェジェット」を探します。
その中から「Note Sidebar(無料)」を選択して、
開いた画面で「インストール」します。
あるいは以下のウェブページを開いて「View in Store」ボタンをクリック、という方法でも「Note Sidebar」の「Microsoft Store」インストール画面が開きます。
「Note Sidebar」がインストールできたら「ウィジェットボード」に追加可能な「ウィジェット」一覧に「Note Sidebar」が見つかるので、選択して開く画面で「ピン留めする」ボタンをクリックします。
「ウィジェットボード」に追加(ピン留め)された「Note Sidebar」の入力ボックスにテキストを入力したり、貼り付けたりできます。
単純なメモ機能しかありませんが「ウィジェットボード」を表示して、いつでもメモの確認やコピーで再利用できます。
※ ショートカットキー「Windows + W」でも「ウィジェットボード」を表示できます。
入力ボックスの下に並ぶ数字やボタンは以下の意味があります。
入力文字数|保存|印刷|コピー|貼り付け|音声読み上げ
「ウィジェットボード」上で「Note Sidebar」に入力しても「保存」ボタンをクリックしなければ自動で保存はされません。
◆◇◆
「Note Sidebar」ウィジェットで作成、保存できるメモはひとつだけで、複数のメモを作成したり保存したりはできません。
さらにアドレスを入力しても自動リンク機能はなく、テキストの表示サイズも固定です。
それでも忘れないようにメモを残し、いつでもすぐ表示、確認、保存、編集などができるのは便利です。
シンプルな分、間違うことも少ないと思われるので、単機能メモとして使ってみるのはありでしょう。
さらに「スタートメニュー」で「すべて」のアプリをチェックすると、「N」のグループに「Note Sidebar」があり、
それを選択すると別途、「Note Sidebar」画面がデスクトップ上に表示されます。
※タスクバーに「Note Sidebar」をピン留めしても便利でしょう。
「ウィジェットボード」上でもデスクトップ上でも、表示されるメモの内容は同じです。
ただし、デスクトップ上の「Note Sidebar」には「保存」ボタンはなく、自動で保存されるので違いに注意が必要です。
「フィード」を非表示にして「Note Sidebar」など「ウィジェット」の表示に絞ることもできます。
できれば Windows 標準の「メモ帳」「付箋」「ToDo」なども「ウィジェット」として使えるようにして欲しいです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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