タスクバーに「ピン留め」したアプリを「Windows + 数字」で起動できますが、アプリに割り振られた番号は分かりますか?
「Shortcut Guide」機能の「Windows」キー長押しで表示できます。
タスクバー上に並ぶ「ピン留め」した、あるいは「起動中」のアプリを「Windowsロゴ + 数字」というショートカットキーで起動(起動済みなら選択)できると紹介済みです。
そのとき「ピン留め」したアプリに「1」から順番に割り振られた番号を確認する方法として、タスクバーの下、ディスプレイの下枠に「1 2 3 4 5 6 7 8 9 0」という数字を等間隔で書いたシールをアイコンの配置にあわせて貼っていることを紹介しました。私も Windows 10 の頃は愛用していました。
ところが Windows 11 になって「タスクバーの配置」は「中央揃え」が初期設定になったため、起動しているアプリが増減することでアイコンの位置がずれるのでシールが役に立たなくなってしまいました。
そこで Windows 機能強化プログラム「Microsoft PowerToys」のひとつ「Shortcut Guide」を使って「Windows」キーの長押しで、タスクバーに「ピン留め」したアプリ上に数字が表示される方法を紹介しました。
ただし、当時の「Shortcut Guide」はタスクバーに「ピン留め」をしたアプリ上の数字だけでなく、ほかのショートカットキーも一覧表示されており、見た目からも煩わしく感じて、あまり使っていませんでした。
ところがアップグレードにより「グローバル Windows ショートカット」と「タスクバーアイコンのショートカット」とで、表示する前の時間を別々に設定できるようになっていました。
そこで、たとえば以下のように設定してみました。
- グローバル Windows ショートカット 10000 m秒
- タスクバー アイコンのショートカット 100 m秒
さらに「Shortcut Guide」の「外観および動作」で「背景の透明度」を「0」にすれば背景が白っぽくなることもなくなり、スッキリします。
これで「Windows」キーを長押しするとすぐに「タスクバー アイコンのショートカット」が表示され、「グローバル Windows ショートカット」はよほど長押ししないと表示されないように設定できました。
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「Windows」キーを押して現れた番号と同じ数字キーを押せば、対応するアプリが起動(起動済みなら選択)します。
これでかなり使いやすくなりましたが、それでも
- 「Windows + 数字」の「数字」として使えるのは、キーボード上部の数字キーだけで、テンキーの数字キーは使えない
- メインのモニター以外のタスクバーのアプリには適用されない
- 割り振られる数字は「1」から「0」まで 10個だけ
などに注意が必要です。せめてテンキーは使えるようにして欲しいです。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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