ブラウザーのアドレスバー先頭に特定の文字列を挿入する方法はありますか?
ショートカットキーと「クリップボードの履歴」が活用できます。
Microsoft Edge で「イマーシブ リーダー」を使うにはアドレスバーで URL の先頭に「read:」を付加する方法があると紹介しました。
でも、実際にアドレスバーで URL の先頭に「read:」と付加する作業は割と手間なので、Windows 11 なら標準機能「クリップボードの履歴」を使って効率よくできるので紹介します。
まずはアドレスバーを選択して、先頭に入力カーソルを持っていくには
- マウスならアドレスバーをクリックして、続けて先頭をクリック
すれば いいですが、キー操作なら次の 2ステップとなります。
- 「Alt + D」 ← アドレスバーを選択
- 「左矢印」キー ← アドレスバーの先頭に入力カーソルを移動
「アドレスバーを選択」するショートカットキーは「Alt + D」以外に「Ctrl + L」もあります。
ただし、個人的には左手だけでも操作できる「Alt + D」のほうを愛用しています。
次に「read:」を挿入するには「read:」をコピーして「クリップボードの履歴」で「ピン留め(アイテムを固定)」しておきます。
「クリップボードの履歴」は「Windows + V」で開きます。
「read:」を「アイテムを固定」してから「すべてクリア」すれば一覧をスクロールしなくても「read:」を見つけて貼り付けできます。
「read:」以外にも「view-source:」を URL の先頭に挿入してページのソースを表示するときにも使えます。
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「クリップボードの履歴」で「read:」だけ「アイテムの固定」にして
「すべてクリア」すれば
「履歴」の一番下に固定することもできます。
その上で Windows 11 で「クリップボードの履歴」を「Windows + V」で開いてすぐ「左矢印」キーを押すことで「履歴」の一番下が選択されます。
あとは「Enter」キーを押せば挿入できます。
つまり Windows 11 なら「クリップボードの履歴」の一番下に「read:」を固定した状態なら以下の手順でキー操作できます。
「Alt + D」「←」「Windows + V」「←」「Enter」「Enter」
Microsoft Edge で「イマーシブ リーダー」を使うために、何度も毎回「read:」と入力するよりは素早く確実に実行できます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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