Internet Explorer のサポートが終了になったと聞きましたが、その後も使い続けて大丈夫ですか?
プログラム更新も終了するため、セキュリティ面からも Google Chrome や Microsoft Edge に切り替えるのが賢明です。
2022年6月15日付けの Microsoft 公式ブログで Internet Explorer 11 のサポートが終了したことが紹介されています。
このブログ記事によると
- 今後数か月に渡って Internet Explorer を開くと Microsoft Edge にユーザーをリダイレクトするように徐々に設定が変更される
- 最終的に Internet Explorer は将来の Windows Update で「無効」になり、デバイス上の Internet Explorer アイコンが削除される
- 一部の Web サイトは Internet Explorer だけで動作するものがあり、IE モード搭載の Microsoft Edge を提供する
※「IEモード」は 2029年 までサポート
このため、しばらく起動できますが「Microsoft Edge を起動する」に誘導されます。
さらに数カ月以内には IE を起動しても Edge に自動で切り替わり、最終的には IE のアイコンも削除されます。
さらに「サポート終了」によりプログラム更新も実施されなくなるため、セキュリティ面からも IE の使用は避けましょう。
そのため、もし IE でしか使えない Webサイトを利用する場合も、もう IE は使わないで Edge の「IEモード」を代用したほうがいいでしょう。
Edge の「IEモード」は、Edge 画面右上の「設定」ボタンをクリック、開いたメニューから「Internet Explorer モードで再読み込みする」を選択することで「IEモード」に切り替えることができます。
「IEモード」があるからいい、ではなく「IEモード」が提供されている間に IE に依存したサイトやサービスの使用を終了する必要があります。
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すでに 2022年5月の段階でも Webブラウザーの中で Internet Explorer のユーザーは全体の数%しかありません。
そのため、今回の移行は一般の個人ユーザーにほぼ支障はないと考えられます。
一方、企業などが自社システムの中に Internet Explorer しか使えない部分を残しているケースがあるため Edge の「IEモード」が用意されています。
もちろん「IEモード」は一般個人ユーザーも使うことはできます。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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