「Keyboard Manager」のキー再設定で右手最強の布陣に

「Keyboard Manager」によるキーの再設定でお勧めはありますか？

フルキーボードの右に配置され、あまり使っていない特殊キーを設定しなおす（再マップする）ことで右手最強の布陣ができます。

「Keyboard Manager」は Windows の機能強化プログラム「Microsoft PowerToys」のひとつで、特定の「キー」を別の「キー」に設定したり「ショトカットキー」を割付けたりできる強力なユーティリティです。

使用するには最初に「Microsoft PowerToys」をインストールする必要がありますが、すでに解説しているので参考にしてみてください。

中でも特に強力な「Keyboard Manager」ですが、今回はフルキーボードの右側に並ぶ「特殊キー」を特定のショートカットキーに再設定すると一気に操作性が向上しますよ、というお話です。

人によるとは思いますが、私はフルキーボードの右側にある以下のキー「単体」では本来の役割として日常的にほとんど使っていません。

「Home」「End」「Insert」「PageUp」「PageDown」「Pause」

もちろん「Home」でページの先頭に、「End」でページの最後に移動が可能ですが、個人的には使いません。加えて「PageUp」や「PageDown」といった画面の「スクロール」関連はマウスで操作しています。

そこで「Keyboard Manager」を使って、各キーにショートカットキーを以下のように割り当てています。

私は「ホームページ」を「なにしろパソコン.com」に設定しているので、「Home」キーひとつで、いつでもすぐ「なにパソ」に戻れるのが最高に便利です。

「Alt + Home」の「Alt」がないだけなのに、とても楽です。

その「Home」キーで開いた「なにしろパソコン.com」の「らくらく検索」では「矢印キー」と「Enter」や「0」キーだけで主要な検索サイトで検索したり、人気サイトを開くことができます。

そこで各サイトを開いたり、検索結果で見つけたページを開いたりしたあとで「前にあるページを開く（戻る）」ときに、矢印キーのすぐ上にある「End」キーだけで実行できるので、これもかなり便利です。

それから開いたページの内容を最新の状態にするために「再読み込み」したいときに「PageDown」、タブを閉じたいときに「PageUp」、閉じたあとでもう一度開きたいとき「Insert」といった使い方をしています。

間違って「PageUp」でタブを閉じてしまっても「Insert」ですぐに同じタブを開くことができるので安心してキー操作できます。

　
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「Pause」を「常に手前に表示」に設定することについては、設定手順も含めて以下のページで詳しく解説、紹介しています。

それから「NumLock」を「Tab」に設定するメリットですが「Tab」キーはキーボードの左側にあり、左手でないと押しにくいです。

それが「NumLock」キーのある、右のテンキーの上なら右手で押せるし、Excel での右方向入力にも使えます。

もちろん今回、紹介した設定が正解というわけではなく、私がいろいろ試して便利だと実感できた「一例」なので、これも参考にしながら自分で試して、よかったら採用してみるといいでしょう。

理解を深めるための「パソコン用語解説」

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