Google Chrome の「設定」アイコンに「Alt」キーでフォーカス

質問Chrome のアドレスバー上のアイコンにキー操作で選択できますか?

回答「Alt」キーを押すとアドレスバー右端の「設定」アイコンにフォーカスが当たるので、矢印キーで移動や選択ができます。

Google Chrome の「アドレスバー」にはいくつもアイコンが並んで表示されており、何度も追加や変更がおこなわれていますが、2022年4月現在は右端から

  • 設定
  • プロフィール
  • サイドバー
  • メディア コントロール
  • キャスト
  • 拡張機能

といったアイコンが並んでいます。

qa220330-01.png

開いているページによっては表示されないアイコンもあり、たとえば「メディア コントロール」は音楽や動画が再生されるページが開いていなければアイコンは表示されません。

そのためか、ショートカットキーが用意されていないアイコンもあります。

「設定」アイコン選択は「Alt + F」あるいは「Alt + E

ですが、それ以外のアイコンにショートカットキーはなさそうです。

 

そんなときに使えるのが

  • 「Alt」キーだけ押すと「設定」アイコンにフォーカスが当たる

というキー操作です。

qa220330-03.png

ちなみに「フォーカス」と「選択」の違いは以下に解説しています。

 

「設定」アイコンがフォーカスが当たった状態で「Enter」キーか「下矢印」キーで「設定」メニューが表示されます。

qa220330-04.png

もちろん「設定」メニューを表示させるショートカットキー「Alt + F」でもいいのですが、関連のある頭文字でもないので「F」は覚えにくいです。

その点、「Alt」キーだけで「設定」アイコンにフォーカスが当たるのは覚えやすく、応用も聞きやすいです。

 

「左矢印」キーで「プロフィール」から「拡張機能」アイコンまで順番にフォーカスを移動でき、決まったら「下矢印」キーか「Enter」キーで実行できます。

qa220330-10.png

 

同様に「右矢印」キーで「戻る」「進む」「更新」「ホーム」アイコンから「アドレス入力ボックス」まで順番にフォーカスを移動でき、決まったら「下矢印」キーか「Enter」キーで実行できます。

qa220330-11.png

 

ちなみに Microsoft Edge も「Alt」キーだけ押すと「設定」アイコンにフォーカスが当たります。

qa220330-05.png

あとは、ほぼ同じ操作が可能です。

 
◆◇◆

「矢印キー」による移動で「アドレス入力ボックス」が選択された状態になると「矢印キー」では動かなくなるので、そのときは「Tab」キー を使うことで「アドレス入力ボックス」内のアイコンも選択できます。

qa220330-06.png

 

また「左矢印」キーの操作は「Shift」キーを押しながらの「Tab」キーでも可能です。

qa220330-07.png

キーボードでの操作からマウスに持ち替えるのが手間に感じるときは使ってみてください。

 

Chrome と Edge のショートカットキーの違いを一覧表にまとめました。

 

理解を深めるための「パソコン用語解説

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコントラブルQ&A」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ウェブブラウザー」のQ&A

 

同じカテゴリー「ウェブブラウザー」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

年別Q&A (1159 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコントラブルQ&A」ではトラブル解決のヒントなども紹介していますが、解決をお約束するものではありません。 トラブルの深刻度やご利用のパソコン環境によっては効果がなかったり、ほかのトラブルを誘発する場合もあります。そのため、作業前に大切なデータは、ご自身で必ずバックアップをおこなってください。

本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。