パソコンを「スリープ」にするとフリーズすることがあります。
まずは使用している周辺機器と対応するドライバーを確認します。
『パソコンをスリープにすると、2回に 1回の割合でフリーズする』という「お問い合わせ」をいただきましたが、正直、これだけの情報で正確に原因を把握したり、解決方法をお伝えするのは難しいです。
それでも「スリープ」でトラブルを起こす原因として「スリープ」時にパソコンにつながっている周辺機器が影響している可能性はあります。たとえば古い周辺機器を古いドライバーのまま使っている場合などです。
そんなときは一度、パソコンを「完全シャットダウン」した状態にして、気になる周辺機器をはずしてからパソコンを起動しなおし、その状態で「スリープ」したときにフリーズが起きるかどうか確認してみましょう。
フリーズが起きなければ、その周辺機器が原因の可能性があり、対応するドライバーに最新版がないか確認して、あれば更新しましょう。
周辺機器が古い場合、買い替えも検討したほうがいいかもしれません。
特にトラブルがないとしても周辺機器のドライバーは最新のものに更新しておいたほうがいいので、この機会に確認しておくといいでしょう。
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それから Windows には「トラブルシューティングツール」があるので 試してみる価値はあります。
Windows 11 の場合、「トラブルシューティングツール」は「設定」の「システム」画面で「トラブルシューティング」項目の中にあります。
「スリープ」のトラブルであれば「その他のトラブルシューティングツール」で「電源」を選んで「実行する」を選択しましょう。
これで「電源」に関する「トラブルシューティング」が実行されます。
「電源」以外にも「スリープ」時にパソコンにつながっている周辺機器から「インターネット接続」「プリンター」「ネットワークアダプター」なども「トラブルシューティング」しておくといいかもしれません。
結果として変更や更新が実行され、「スリープ」のトラブルが解決する可能性があります。もちろん解決しない場合もありますが、Windows の公式ツールなので「まずは試してみる」価値はあるでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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