Windows 11 のタスクバーコーナーの時計は数字が小さすぎて見にくいです。
パソコン画面上に大きな数字で時計を表示できる「TVClock」というソフトがあり、タスクバー上にも設置できます。
Windows 11 になって「タスクバーコーナー」の日時表示をカスタマイズする「TTClock」など多くのフリーソフトが使えなくなりました。
そこで先週は取り急ぎ「タスクバーコーナー」の日時表示に曜日を追加するために「日付」の「データ形式」を変更する方法を紹介しました。
これで曜日は追加できましたが、日時表示の数字は小さいままです。
そのため今週は時計の数字を大きく表示できるフリーソフト「TVClock」を紹介します。「窓の杜」にも掲載されているので安心して使えます。
「TVClock」は『パソコン画面上にテレビ風の時計を表示』できます。好きな場所に時計をドラッグ操作で移動できるので『タスクバー上』でも大丈夫です。
時計をパソコン画面上で常に表示したいのであれば、まずはインストールして表示された「TVClock」を右クリックしたメニューで「共通設定」画面を選択します。
「共通設定」画面が開いたら、少なくとも以下の設定をしておきます。
- 「表示」タブ画面で「時計」の「配置」を「常に前面に配置」に設定
- 「起動」タブ画面で「スタートアップに登録する」にチェック
そして「タスクバー」の上で表示したい場合は、パソコン画面上に表示された「TVClock」をドラッグ操作で「タスクバー」上に移動します。
特に何の表示もない「タスクバー」の左端に設置するといいでしょう。
そして「タスクバー」の色や幅に対応して使うフォント、色、サイズ、を好みに応じて設定します。その設定は「TVClock」を右クリックしたメニューで「スタイル」>「スタイルの編集」を選択して開きます。
たとえば「スタイルの編集」画面の「装飾」タブで「文字色」を設定できるので「タスクバー」の色が黒なら白、白なら黒などを選択します。
あとは「書体」タブで好きなフォントやサイズ、間隔などを選びます。
「書式」タブで「秒」も表示可能です。
ほかにも「共通設定」や「スタイルの編集」で様々な設定ができます。
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「TVClock」は「マルチモニター」にも対応。時計を右クリックしたメニューで「表示するモニター」を選択するとモニター一覧が表示され、時計を表示したいモニターを選択してチェックを入れます。
Windows 10 ではタスクバー右端の日時表示はすべてのモニターに表示できたのですが Windows 11 になってメインモニターだけになったため、その点でも「TVClock」は重宝します。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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