「タブグループ」を毎回、設定するのは面倒です。
ドメインごとに自動で「タブグループ」にする拡張機能があります。
「タブグループ」機能は、複数のタブをひとつのグループにまとめて、大量に開いたページのタブを整理することで、見つけやすく、切り替えやすくできるので便利です。
でも、実際に使ってみると以下の点が不満に感じます。
- 毎回、タブグループを作成して、名前や色を設定するのが面倒
- 新たに開くタブを手動でタブグループに振り分けるのが面倒
- タブグループを折りたたむと、いくつタブがあるか分からない
今回はこれらの不満を解決できる Chrome 拡張機能「Mark tab manage」を紹介します。Microsoft Edge でも使えます。
『Chrome に追加』ボタンから追加すると「拡張機能バー」にアイコンをピン留めできます。
アイコンを右クリックしてメニューで「Setting」をたどったサブメニューから以下の項目を選択できます。
- Sort tabs alphabetically(タブをアルファベット順に並べ替え)
- Group tabs automatically(同一ドメインで自動グループ分け)
- Filter tabs by subdomain(ドメインでなくサブドメインで分類)
- Cluster grouped tabs(グループを左に集め、単独タブを右に配置)
- Show group count(グループ内のタブの数を表示)
- Force window consolidation(複数ウインドウでもグループ化)
「Group tabs automatically」での自動グループ分けは「同一ドメイン」なので、以下のページなら「yahoo」という名前でグループ化されます。
これを「サブドメイン(Filter tabs by subdomain)」で分類した場合、「yahoo」「news」「weather」と別のグループになってしまいます。
そしてドメインが違っていても同じサブドメインが優先となり、以下のページなら「news」でグループ化されます。
そこで私は「Group tabs automatically」はオンにして「Filter tabs by subdomain」はオフにしています。
グループ内のタブ数を表示する「Show group count」は、グループを折りたたみ表示にしてもタブ数がいくつか一目瞭然です。
「タブグループ」のデフォルト機能にして欲しいほどです。
あと「Cluster grouped tabs」と「Force window consolidation」は好みが分かれる設定かもしれません。自分の場合はどうか、設定の組み合わせを試してみるといいでしょう。
◆◇◆
私は試行錯誤の結果、以下の 4項目にチェックを入れています。
- Sort tabs alphabetically
- Group tabs automatically
- Cluster grouped tabs
- Show group count
アルファベット順に並べるかは好みが分かれそうですが、数字はアルファベットより優先されるためグループ「724685」が自動的に左端に並ぶので、私はアルファベット順にしています。
一方、アルファベット順にすると新しく開いたタブがどの場所に自動で配置されるかが分かりにくいのも確かで、あとは好みの問題です。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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