住所など同じ情報を同じ形式のフォームに自動で入力できますか?
Google Chrome なら「住所の保存と入力」機能が使えます。
Google Chrome で入力フォームに名前や住所などを入力すると情報が保存され、次回からフォームに自動入力できるように候補が表示&選択できる場合があり、それが「住所の保存と入力」機能です。
「住所の保存と入力」機能は Chrome「設定」のひとつで、機能のオン、オフの切り替えや新たな「住所」を「追加」して「保存」、あとから「編集」「削除」も可能です。
「設定」画面は Chrome 画面右上にある「設定」ボタンをクリックして、現れたメニューから「設定」を選択することで開きます。
その「設定」画面で「自動入力」、さらに「住所やその他の情報」を選択。
あるいは Chrome のアドレスバーに、以下の各画面のアドレスを「コピペ」して実行することで開くことができます。
- 「設定」画面 chrome://settings/
- 「自動入力」画面 chrome://settings/autofill
- 「住所やその他の情報」画面 chrome://settings/addresses
「住所やその他の情報」画面の一番上に「住所の保存と入力」項目があり、スライドスイッチをオンで機能が有効になります。
「住所の保存と入力」機能がオンになると「追加」ボタンが現れ、選択すれば「住所を追加」画面が開き、以下の項目を入力できます。
- 国/地域
- 郵便番号
- 都道府県
- 番地
- 組織
- 名前
- 電話
- メール
入力後に「保存」ボタンを選択すると記録されて「住所やその他の情報」画面の「住所」一覧に追加されます。
「住所」一覧の右側にある「その他の操作」ボタンをクリックで現れるメニューから「編集」「削除」を選択できます。
「編集」で保存された「住所」の各項目を変更、追加、削除することができます。
「住所の保存と入力」項目がオンの状態で、自動入力が可能なフォームの入力ボックスを選択すると、ボックスの下にメニューが現れ、すでに保存された選択肢があれば、最適そうなものを選択して自動入力します。
これで何度も同じ情報を入力しなくても自動入力できます。
また、入力ボックスの下に現れたメニュー一番下に「住所を管理...」があるので、これを選択して「住所やその他の情報」画面を開き、保存されている「住所」情報を編集できます。
ちなみに Microsoft Edge にも「個人情報を保存して入力する」という「住所の保存と入力」とほとんど同じ機能があります。
それでも細かい 部分が違うので「新・用語解説」で解説します。
◆◇◆
さて、あらゆる入力フォームが同じ項目で統一されていればいいですが、同じ「住所」でも「都道府県」で分けたり、分けなかったり、「名前」でも「姓」「名」を分けたり、「カナ」があったりなどバラバラです。
そのため、いくつかの代表的な「住所」パターンを複数保存しておいて、フォームによって一番、使えそうなセットを選択して入力します。
たとえば同じフォームで繰り返し応募する場合は、それ専用の「住所」作成して保存しておけば、ほぼすべて自動入力できる場合もあります。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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