Chrome で「全画面表示」のままタブの切り替えはできますか?
「タブを検索」機能のショートカットキーを使うと可能です。
ブラウザーを「全画面表示」にして上下いっぱいに表示すると、縦長のページを読むときなど快適で便利です。
それに余分なバーが表示されず、画面に集中できるというメリットもあります。
ブラウザーで「全画面表示」を設定/解除するにはファンクションキー「F11」を使う操作が簡単で便利なことはすでに紹介しています。
もちろんメニューから操作することもできます。Chrome なら画面右上の「設定」ボタンをクリック、現れるメニューの「ズーム」設定右端の「全画面」アイコンをクリックしても「全画面表示」にできます。
さて、そんな「全画面表示」のときは「タブバー」も非表示になるので、これまで Chrome では「全画面表示」のまま別のタブをタイトルを確認した上で切り替える操作はできませんでした。
ところが今回、Chrome に「タブを検索」という機能が追加されたため「全画面表示」のまま簡単にタブを切り替えられるようになりました。
覚えるのは次のショートカットキーだけです。
Shift + Ctrl + A
これにより「全画面表示」のまま「タブリスト」が表示されます。
その「タブリスト」を上下の矢印キーで切り替えたいタブを選択できます。もちろんマウスで直接、選択もできます。
矢印キーで選択した場合は「Enter」キーを押し、マウスで選択したらクリックするだけで「全画面表示」のまま選んだタブのページに切り替わります。
◆◇◆
もちろん「F11」キーでいったん「全画面表示」を解除して「タブバー」で希望のタブに切り替え、再び「F11」キーで「全画面表示」にしても、それほどの手間ではありません。
それでも、たとえばブラウザー画面を使ったプレゼンをするときなど、「タスクバー」や「タブバー」などを見せずに「全画面表示」のままページを切り替える操作をすると非常にスマートです。
まあ『こんな方法もある』と知っておいて損はないでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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