「タブのグループ化」をしたあと保存や再利用ができますか?
Chrome拡張機能「Tab Group Saver」で管理、保存できます。
先週、Google Chrome の「タブのグループ化」について解説しました。
しかし、グループ化しても保存できず、Chrome を閉じると残らないので、同じ「タブグループ」を使いたいなら作り直す必要があります。
そこで作成した「タブグループ」を保存できる Chrome拡張機能を探したところ「Tab Group Saver」という拡張機能を見つけました。
これによって作成したグループを保存したり、再利用したりできます。
Chrome を完全に閉じたり、Windows を再起動させたりしても保存、再利用できることを確認しています。
いまのところ英語表示しかできませんが、それほど難しくはないので紹介してみます。
使い方は「Tab Group Saver」を「Chrome に追加」すると、画面右上に現れるアイコンをクリックするとシンプルな操作画面が開き、
- Saved Groups(保存されているグループ)
- Open Groups (開いているグループ)
が表示され、簡易的に「タブグループ」を操作できます。
「Saved Groups」のグループには「Restore」と「Delete」ボタンがあり、
「Open Groups」のグループには「Save」と「Delete」ボタンがあるので、
それぞれ「保存(Save)」「戻す(Restore)」「削除(Delete)」ができます。
さらに画面下の「OPEN TAB GROUP SAVER」ボタンをクリックすると
管理画面が開きます(インストール後でないと開きません)。
- 「Tab Group Saver」管理画面
chrome-extension://ghbdjeckopemkoomopmpgjifafpcjhga/options.html
「Tab Group Saver」アイコンを右クリックしたメニューの「オプション」でも開きます。
この「Tab Group Saver」管理画面では、先ほどの操作画面より詳しく、開いている Chrome ウインドウと、そこで開いているタブの情報が表示されています。
タブやグループの確認や操作ができます。
たとえば「Open Windows」画面でウインドウの中にあるタブをクリックできます。
これで選択したウインドウが開き、クリックしたタブ画面が開きます。タブを閉じたり、ウインドウを閉じたりもできます。
◆◇◆
注意点は、保存しておきたい「タブグループ」がある場合、 Chrome を閉じる前に「Tab Group Saver」を開いて「Saved Groups」に残したい「タブグループ」を保存(Save)しておかないといけません。
「Open Groups」にある状態で Chrome を閉じてしまうと保存されません。
今後、できれば「Saved Groups」で「ピン留め」のような機能を追加して、よく使う「タブグループ」は常に保存できるように改良して欲しいです。
とはいえ、いままでは Chrome のセッションが終わると消えてしまった「タブグループ」を保存できるだけでも重宝するので紹介しました。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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