Microsoft Edge の「タブのピン留め」の使い方を教えてください。
よく使うサイトを並んだタブの左端に最小幅で「固定」する機能ですが、Microsoft Edge の「垂直タブバー」との相性がいいです。
すでに「タブのピン留め」「タブの固定」については解説しています。
- ウェブブラウザーの「タブのピン留め」「タブの固定」とは - パソコン用語解説(2020/3/4)
おさらいすると
- 主要なウェブブラウザーは「タブ」を使って複数サイトを同時に開き、表示を切り替えられますが「タブのピン留め」または「タブの固定」機能で選択した「タブ」を最小幅にして左端に固定表示できます。
という機能で、よく使うサイトを固定して使いやすくできます。
「タブのピン留め」をする方法は、ピン留めしたい、あるいはピン留めされた「タブ」を右クリック、現れたメニューから「タブのピン留め」あるいは「タブのピン留めを外す」を選択することで切り替えます。
「タブのピン留め」によって「タブ」が最小幅になると、ほかの「タブ」は表示幅が広がり、より多くの「タブ」を分かりやすく表示できる一方、ピン留めした「タブ」にはアイコンだけが表示されることになります。
よく使うサイトならアイコンだけでも分かりますが、ピン留めしたタブでも別のページにジャンプはできるので、アイコンだけでは何のサイトか分からなくなることもあります。
そんなとき、Microsoft Edge に追加された機能「垂直タブバー」なら「タブのピン留め」をおこなっても、上部に表示されるだけでタブの幅は一定で、サイト名が表示されるので分からなくなることはありません。
そのため「タブのピン留め」と「垂直タブバー」の相性がいいのです。
ちなみに「ピン留め」されたタブと、していないタブが並んでいると、境界線が表示されるので「ピン留め」されたタブがどれか分かります。
さらに「ピン留め」されたタブには閉じるボタン「x」が表示されないので見分けられますし、間違ってクリックして閉じることもありません。
◆◇◆
ここで毎回の作業で何度も使う「Google」や「なにしろパソコン.com」などの定番サイトを決まった順番で「タブのピン留め」しておけば
- Ctrl + 1
- Ctrl + 2
というショートカットキーで素早く切り替えることもできます。
- Webブラウザーで「タブ」を切り替えるショートカットキー - パソコントラブルQ&A(2021/3/10)
もちろん通常の「タブバー」でも同じですが、やはり「垂直タブバー」のほうがパッと見で分かりやすいので、使いやすいと感じています。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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