「切り取り&スケッチ」タイマー機能で「画面領域切り取り」

質問いまから数秒後の画面を「画面領域切り取り」できますか?

回答「切り取り&スケッチ」で「3秒後」「10秒後」に指定できます。

「切り取り&スケッチ」アプリについては、すでに解説しています。

 

要するに Windows 10 で導入され、パソコン画面の一部や全画面を画像データとして取り込み、保存したり、編集を加えたりできるアプリです。

この「切り取り&スケッチ」アプリには「3秒後」あるいは「10秒後」の設定で「画面領域切り取り」を時間差で実行することができます。

 

たとえばパソコン画面では特定の場所にマウスカーソルを合わせると「ポップアップ表示」が現れる場面があります。

2021-02-01 095302.png

そんな「ポップアップ表示」を画面キャプチャーしたいとき、実行のためマウスやキー操作をすると消えてしまう場合があります。

 

そこで「3秒後」「5秒後」といった時間差を使うことで「他の操作をすると消えてしまう表示」をキャプチャーできるわけです。

 

操作は「切り取り&スケッチ」アプリを起動して、画面左上の「新規」ボタンの右にある「v」をクリックして表示されるメニューで

  • 今すぐ切り取り
  • 3秒後に切り取り
  • 10秒後に切り取り

から選択できます。

qa210120-02.png

 

アプリを起動しなくても「スタート」メニューの「アプリ一覧」表示で「か」行の「切り取り&スケッチ」を右クリックして現れるメニューで

  • 新しい切り取り領域を作成する
  • 3秒後に新しい切り取り
  • 10秒後に新しい切り取り

を選択できます。

qa210120-04.png

 

この機能をよく使うなら「アプリ一覧」から「切り取り&スケッチ」をたどるのは面倒なので、アプリを右クリックしたメニューの「スタートにピン留めする」で「スタート」にタイル表示させます。

qa210120-05.png

 

「切り取り&スケッチ」のタイルを右クリックしてもメニューが現れ、先ほどと同じ項目が表示され、そこから選択できます。

qa210120-06.png

 

さらに「切り取り&スケッチ」を起動して「タスクバー」でアイコンを右クリックしても同じメニューが現れます。

qa210120-07.png

そのため「タスクバーにピン留め」を選択すれば「タスクバー」でもタイマー機能が使えるようになります。

実際に使うと「切り取り」までの残り時間が分かりません。なので『残りあと何秒』といいたカウントダウン表示が欲しいです。

 
◆◇◆

私の使っている 4台の Windows 10 マシンの「切り取り&スケッチ」で動作確認したところ、2台のマシンでは「切り取り&スケッチ」アイコンを右クリックしてもメニューに

  • 新しい切り取り領域を作成する
  • 3秒後に新しい切り取り
  • 10秒後に新しい切り取り

は表示されませんでした。

qa210120-08.png

 

そこでメニューから「アンインストール」を選んで、アプリをいったん削除してから、以下のページ経由でインストールし直しました。

これでタイマー機能がメニューに追加され、使えるようになりました。

 

理解を深めるための「パソコン用語解説

記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。

スポンサーリンク

ご意見&コメント

パソコントラブルQ&A」をご利用いただき、ありがとうございます。

「参考になった」「ちょっと違うかも?」というときは TwitterFacebookページを使ってご感想やコメントをいただけると嬉しいです!励みにもなりますし、必要に応じて情報の追加や修正もしてまいります。

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」のQ&A

 

同じカテゴリー「ウインドウズ操作」の用語解説

関連した記事を検索

パソコントラブルQ&A」「パソコン用語解説」では関連Q&Aや用語解説を豊富に掲載中です。検索してみてください!

年別Q&A (1159 件)

編集長のプロフィール

編集長

:パソコン生活応援アドバイザー。「なにしろパソコン.com」サイト運営、メルマガ編集、セミナー講師からコラム・書籍執筆まで実績豊富!

「パソコントラブルQ&A」ではトラブル解決のヒントなども紹介していますが、解決をお約束するものではありません。 トラブルの深刻度やご利用のパソコン環境によっては効果がなかったり、ほかのトラブルを誘発する場合もあります。そのため、作業前に大切なデータは、ご自身で必ずバックアップをおこなってください。

本サイトを参考にしたパソコン設定、サイト閲覧、紹介したソフトウエアや機器の購入&使用、そしてトラブル対応やインターネット活用は『利用者の責任』でお願いします(免責事項)。