パソコンの空き容量が残り少なくなって困っています。
いつ使うか分からないけど保存はしておきたいファイルが多いなら「OneDrive」に保存してパソコンの容量を空ける方法があります。
長年、パソコンを使い続けていると、様々な書類や画像、音声や動画のファイルなどがたまり、徐々にパソコン内蔵のハードディスクや SSD の残り容量が少なくなり、保存しきれなくなることがあります。
もちろん外付けハードディスクや SSD、USBメモリー に移したり、CD や DVD に保存することもできますが、
- どこに保存したのか分からなくなる
- いざ必要な時にすぐに取り出せない
- 保存していたメディアが読み込めない
といった問題が起きる可能性が常にあります。
そんなとき「OneDrive」のような「ストレージサービス」に保存して、パソコンの容量は空けることで、パソコン内部にあるように見せながら空き容量は確保することが可能です。
たとえば「OneDrive」内のフォルダーを右クリックするとメニューから
- このデバイス上で常に保持する
- 空き領域を増やす
のどちらかに設定することができ、
- 現在もよく使う、あるいは使う可能性が高いファイルを保存したフォルダーは「このデバイス上で常に保持する」
- 現在は使わない、あるいは今後も使う可能性は少ないファイルを保存したフォルダーは「空き領域を増やす」
を選択することができます。
「空き領域を増やす」を選ぶと、パソコン本体には保存されていなくても、いざというときはダウンロードしてすぐに使える状態にできます。
ただし「OneDrive」の無料プランは 5GBしかないので、空き容量を確保して、しっかりバックアップしたいのなら「Microsoft 365 Personal」の契約などで 1TB(=1,000GB)の容量が使えると安心できます。
そのためには有料契約の必要がありますが、保存しきれないほどファイルが増え、パソコンの空き容量の確保やバックアップに悩むなら、月千円程度は快適なデジタル生活の必要経費と私は考えています。
◆◇◆
個人的には Amazon.co.jp で「Microsoft 365 Personal」の「オンラインコード版」をセールなどで購入することで月千円以下になるようにしています。
年に何度かのセールなどで購入すれば月800円程度にすることも可能です。
これで「OneDrive」に大切なファイルをバックアップしておけば、万が一、パソコンが壊れたり、紛失したりしても大丈夫、という安心感をもってデジタル生活を送ることができます。
もちろん「Microsoft 365 Personal」の契約では常に最新の「Microsoft Office」を 5台まで使用できます。
これと「OneDrive 1TB」と併せれば月千円くらいの価値は十分にあるでしょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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