新しい Microsoft Edge にも「読み取りビュー」はありますか?
「イマーシブ リーダー」という名前でほぼ同じ機能があります。
◎追記(2023/2/1)
Microsoft Edge の「イマーシブルリーダー」について最新記事を作成しました。
- Microsoft Edge で「イマーシブ リーダー」を開始する方法(2023/1/25)
以下の記事も以前との比較をするために残しておきます。
従来の Microsoft Edge「読み取りビュー」機能は、開いた Webページを文字中心の表示に切り替えて読みやすくするものでした。
そして、この機能はアドレスバー右端の「本」アイコンをクリックして起動していました。
ところが新しい Microsoft Edge(新 Edge) になって「読み取りビュー」のような機能がなくなったようにも見えます。
原因は「読み取りビュー」のときは、未対応のページでもアドレスバーの右端に「本」のアイコンが薄い灰色(グレイアウト)となって利用できなくても、とりあえず常に表示されていたのです。
ところが 新 Edge では「イマーシブ リーダー」という名前に変更されただけでなく、未対応のページにはアドレスバーの右端に何もアイコンが表示されなくなったため、機能がなくなったように見えるからです。
実際は「イマーシブ リーダー(読み取りビュー)」に対応するページを開くとアドレスバーの右端に「本にスピーカー」のアイコンが現れます。
これをクリックすれば「イマーシブ リーダー」に切り替わります。
「イマーシブ リーダー」に切り替えた画面に現れるメニューバーには
- 音声で読み上げる
- テキストのユーザー設定
- 文章校正ツール
- 読み取りの設定
といった項目があり、従来の「読み取りビュー」と同じように使えます。
なので「イマーシブ リーダー」に対応していないページでも薄い灰色で「本にスピーカー」アイコンを表示しておけばいいのに、と思います。
◆◇◆
ちなみに「イマーシブ」は英語で「immersive」であり「没入感のある さま。その状態にひたれるさま。」という意味です。
つまり「イマーシブ リーダー」で、そのページを読むことだけに没入できる(集中して読める)ということなのでしょう。
「イマーシブ リーダー」に切り替えるショートカットキーは「F9」で覚えやすく「読み取りビュー」よりも使い勝手はいいかもしれません。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
記事の情報は公開時あるいは更新時のもので、最新情報はリンク先など情報元の公式ページでご確認ください。