Microsoft IME で日本語変換中に、たとえば人の名前の漢字を探すときなど、変換候補の数が多すぎて見つけるのが大変です。
多くの候補が表示されたら「Tab」キーで一覧を横に拡げてみましょう。
人の名前などで同じ読み方で多くの変換候補があると、最初から順に探すには時間がかかることがあります。たとえば「あつし」を変換すると 100 を越える候補があります。
それを「スペース」キーや「矢印」キーでスクロールしながら確認するのは面倒ですし、見つかるかどうかも表示してみないと分かりません。
もちろん、運よくすぐに見つかることもありますが、少しスクロールしても見つからないときは、候補が表示された状態で「Tab」キーを押してみてください。
すると縦に 9 個並んでいた変換候補が右側に広がって、最大で 90 個 まで表示されるようになります。
この一覧なら候補の中に該当する漢字があれば、比較的、簡単に見つけることができます。
一覧の上で候補を選択するときには横向きの「矢印」キーも使えるので、後半にある候補でもすぐに選択できるし、マウスポインターを動かして候補を直接クリックしても選択できます。
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この「Tab」キーと同じことが、変換候補が縦長に表示された右一番下の「>>」というボタンをクリックしても実行することができます。
でも「Tab」キーのほうが断然、効率がいいです。
覚えていなければ仕方ないので「>>」ボタンもありですが、一度でも変換候補が多いのは面倒だと感じた経験があれば「Tab」キーが使えると覚えておきましょう。
理解を深めるための「パソコン用語解説」
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